著者は少年野球監督としては、現在ヤンキースで活躍する田中将大のピッチャーとしての才能をいち早く見いだし開花させ、カル・リプケン杯(12歳以下少年世界野球大会)では、3連覇を果たしています。本書は、イチローや田中将大(マー君)はもちろん、星野仙一、野村克也など、著者がこれまで出会った超一流アスリート、あるいは野球つながりで出会った各界の一流人から得られたこと、学んだことを紹介。テクニック指南書ではありませんが、野球でも、仕事(ビジネス)でも、人生でも、さらに上を目指す人には必読の書です。
困難を克服するヒントが多数あり、稲葉篤紀・現侍ジャパン監督も本書を称賛!
プロを目指し、プロの世界を直接肌で感じるも、あと一歩及ばなかった著者だからこそ書けること。長く少年野球の現場にいるから伝えたいこと、伝えられること……それが満載です。著者の発するメッセージは、コロナ禍で閉塞感が漂う日本で、前向きに上を向いていける一助に、きっとなります。
序 章 夢を夢で終わらせないイチロー、田中将大、星野仙一、野村克也、カル・リプケン、自分の野球人生とそれを彩った超一流人
第1章 野球から得られること・学べること
意味のある練習・ルーティンの大切さ
観察眼を養うことは自分を救うこと、ほか
第2章 野球で役立つことは、社会でも
「厳しさが時には優しさになる」
学べる失敗、学べないし一杯、ほか
第3章 野球の魅力を現代のキーワードで紐解く
「イノベーション」野球はどう変わっていくのか
「SDGs」なぜ野球をするのか、誰のために野球をするのか