あの約束を交わしてから3年。
ついに“彼のもの”になる日が
大富豪ジェレミーの来訪が告げられ、イザベラは固まった。
ついに契約を実行に移すときがきたというわけだ。
かつてイザベラは、親もなく、貧しさのなか必死で弟を養っていた。
3年前、そんな彼女が出会ったのが、ジェレミーだった。
弟が独り立ちしたあとに半年間、イザベラが彼のものになるなら、
経済的に援助しようとジェレミーは申し出た。
藁にもすがる思いで、イザベラはその条件をのんだのだ。
オフィスに入ってきた彼は相変わらずセクシーで、
裕福な実業家というオーラを全身にまとっている。
不安と同時に、理性に反した胸の高鳴りを覚え、イザベラは身を震わせた。
これまでの援助と引き換えに、義務をはたす刻限がとうとうやってきた……イザベラの運命やいかに? HQディザイアを牽引してきたキャサリン・ガーベラの厳選傑作!