はじめに
1 放射線生物学の基礎
1.1 放射線と原子と原子核
1.2 放射線生物作用の空間スケールと時間スケール
1.3 放射線源
1.4 放射線生物学・医療での放射線の役割
2 放射線生物学の物理・化学的基礎過程
2.1 放射線と物質の相互作用
2.2 水・生体高分子の放射線化学
2.3 直接作用と間接作用
2.4 LET 依存性と空間的構造
3 DNA・核・細胞の損傷と修復
3.1 細胞の構造と活動
3.2 DNA の損傷と修復
3.3 細胞に対する作用
3.4 細胞応答
3.5 細胞死
3.6 放射線感受性
3.7 突然変異
3.8 発がん
3.9 非標的影響
3.10 細胞レベルの放射線応答から個体レベルの放射線影響へ
4 個体レベルと臓器・組織レベルでの放射線影響
4.1 放射線による人体影響の分類
4.2 急性障害と胎児発生障害(確定的影響)
4.3 晩発障害と遺伝的障害(確率的影響)
4.4 臓器・組織の放射線感受性
4.5 放射線防護剤と放射線増感剤
4.6 低線量率・低線量被ばく影響
4.7 放射線ホルミシス
おわりに
参考文献