ソーシャル・キャピタルの概念は、1980年代の登場以降、社会学をはじめとする社会科学に大きな影響を与えてきた。本書は、世界的に活躍する研究者が集い、理論と実践の両面においてその研究成果を問うた古典的論集である。ネットワークとの関連に着目しつつソーシャル・キャピタル概念の理論的基盤を確認したうえで、労働市場やコミュニティなどを対象とした領域で実証研究を展開し、この概念が持つ豊かな可能性を明らかにしている。
原著:Nan Lin, Karen Cook and Ronald S. Burt (eds.), 2001, Social Capital: Theory and Research, Aldine De Gruyter.