• 発売日:2025/11/22
  • 出版社:明治書院
  • ISBN:9784625454080

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国際派・芹沢光治良

国際派・芹沢光治良

通常価格 2,420 円(税込)
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  • 発売日:2025/11/22
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商品説明
光治良のフランス留学以降を探り、発掘資料の紹介・吟味、帰国後の文壇活動『ブルジョア』から『巴里に死す』まで10篇を取り上げる
目次
序 異邦が強みの巨匠にもっと光を!
Ⅰ 若き日の挑戦 ― 脱サラ・結婚・渡仏へ
 一 フランス志向
 二 結婚・離職・旅立ち
Ⅱ ソルボンヌ大学で学位(博士)の取得を目指す
 一 エトランゼとしての自覚
 二 学びと交流と ― 画家の佐伯祐三とも交わる
 三 父親となる ― 親子三人の生活が成らず託児所預け
 四 療養の長引き・学位の諦め ― 経済学から文学へ
 五 イタリアを巡って帰国船に乗る
Ⅲ 創作前史 ― リポート風エッセイを書く(発掘資料紹介)
 プロローグ
 一 「巴里雑記」(草稿 ①)
 二 続「巴里雑記」(草稿 ②)
 三 「スイスの旅」(草稿 ③)
 四 「結核都市」(草稿 ④)
 付 「巴里の演劇」(帰国時の講演稿)
Ⅳ 文壇へとジャンプ ― おのずと国際派!(初期作十篇の栞)
 プロローグ
 一 『ブルジョア』 ― スイスの高原療養所内の国際紋様(邦人の目線と思惟)
 二 『我入道』 ― 故地を巡る旧脱のバラッド(社会課題の剖検)
 三 『明日を逐うて』 ― 異邦で夢追う邦人達の不規則な様態(パリ物語)
 四 『黒』 ― イタリアのファシズムに抗うパリジェンヌを古都美に浮かす(時局警戒)
 五 『黒い網』 ― 密かに他者化した息子と奇特な母親(サスペンスの試み)
 六 短編『異邦人』 ― 国際的な保養地に於ける夏の非安穏(そのサムネール)
 七 短編『グレシャムの法則』 ― 町医者の別れ(貨幣経済論の規範上で弾ける話界)
 八 『東と西』 ― フランス帰りの息子の花嫁(国際結婚の難儀)
 九 『眠られぬ夜』 ― 若い戦病死者の魂の幻楼(ヒルティ本/戦争批判)
 十 『巴里に死す』 ― ノーベル文学賞の機運惹起へ(時空超えの国際小説)
付 メモランダム
 一 異邦で病むも生還 ― 表現のグリンプス
 二 日本ペンクラブ関連 ― 年譜の行間へ
あとがき
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