これからの時代のスタンダードとなる、ベーシックな講義用テキスト。
***
・要点を押さえた明瞭な説明により、「伝達関数とは何か」「ボード線図では何を見ているのか」といった、制御工学の重要事項が短時間でわかります。
・ナイキストの安定判別法の原理や補償器の設計方法など、込み入った内容も端折らず、直感的な言葉で解説しています。
・忘れがちな数学的事項など、初学者がつまずきやすいポイントを「NOTE」で補足し、本筋を追うことに集中できるようフォローしています。
***
例題や演習問題も充実。解答は略さず掲載しているため、自習用にも最適です。
単なる付け焼き刃ではない、制御系設計のための「使える」知識が、納得感とともに身につくでしょう。
【目次】
第1章 序論
第2章 制御工学で用いられる数学
第3章 ラプラス変換とラプラス逆変換
第4章 伝達関数とブロック線図
第5章 過渡応答
第6章 周波数応答
第7章 フィードバック制御と安定性
第8章 ナイキストの安定判別法と安定度
第9章 制御性能を決める特性
第10章 根軌跡法
第11章 周波数応答法
第12章 PID制御