「オール イン ワン」とは「弾く」以外の要素を取り入れながらバランス良く学ぶことを指します。先生やお家の方と一緒に、タイトル・イラスト・伴奏により空想の世界を広げ、音楽を楽しむことを体験していきます。想像する(イラストを見て物語や歌詞を考えてみる)、音を聴く(響きを感じる、音の強さや長さに注意を向ける)、音で表現する(弾く、歌う)、音楽のルールを理解する(楽譜を読む、書く)これらのことを総合的に取り入れていくことが、このメソッドの狙いです。
子どもの年齢によって出来ることは大きく違うため、本シリーズでは巻によって取り入れる学習要素を変え、筋力や理解力の発達に応じたレベル設定になっています。
ぷれ(2)では、プレリーディング譜で「3指」からピアノを弾くことからはじめます。ト音記号とヘ音記号のド・レ・ミ・ファ・ソを徐々に読めるようにしていきます。ピアノを弾くためには、手のお山を作ることが大切です。手の中央にある3指から手の支えを意識ことにより、手全体のフォームが整ってきます。指の支えができると手首を脱力できるようにもなります。3指で脱力をして弾けるようになったら、2指、4指、5指、1指というように、徐々に他の指を使って弾くようにしていきます。
※本書は「CDつき まいぴあの ぷれ(2)【オール イン ワン】」(GTP01097110)と同じ内容です。