序章 近世日朝関係と江戸幕府・対馬宗家
一 近世日朝関係を扱うことの意味
二 江戸幕府―対馬宗家関係を取り上げることの理由
三 江戸幕府―対馬宗家関係の何が問題なのか
四 本書の概要
第一部 対朝鮮外交と江戸幕府
第一章 朝鮮国王宛て徳川将軍書簡・別幅
はじめに
一 徳川将軍書簡・別幅の様式
二 徳川将軍書簡・別幅の形態
三 その他の別幅
おわりに
補論一 寛永一三年度徳川家光書簡・別幅の意義
はじめに
一 研究史の整理
二 「刷新」の意味
おわりに
第二章 朝鮮御用老中考
はじめに
一 堀田正俊の就任
二 阿部正武の就任
三 本多正永の就任
四 国元家老衆の考え
五 土屋政直の就任
おわりに
第二部 対朝鮮外交と対馬宗家
第三章 宗義智・義成期における朝鮮通交
はじめに
一 宗義智期
二 宗義成前期
三 宗義成後期
おわりに
第四章 宗義真・義倫・義方期における朝鮮通交
はじめに
一 宗義真期
二 宗義倫期
三 宗義方期
おわりに
補論二 児名図書受領の要件―彦千代・岩丸を例に―
はじめに
一 彦千代図書
二 岩丸図書
三 要件の変化
おわりに
第三部 対馬宗家の対幕府交渉
第五章 「金高之儀」「御金拝借之儀」「往古銀御免」の請願
はじめに
一 輸出限度額の設定
二 「金高之儀」の実現 ―輸出限度額の増額交渉―
三 「御金拝借之儀」の実現 ―朝鮮人参代「御引替」金の交渉―
おわりに ―「往古銀御免」の実現と「朝鮮国之押へ」の出現―
第六章 正徳度信使来聘費用拝借の請願
はじめに
一 請願に関わる幕府役人
二 請願の実現
三 「願書」「口上書」の内容
おわりに
第七章 正徳度信使来聘費用拝借の舞台裏―「武備之儀」「御官位之儀」の請願―
はじめに
一 新井白石と杉村三郎左衛門
二 「武備之儀」の請願
三 「御官位之儀」の請願
おわりに
終章 「家業」と「家役」のあいだ
一 対朝鮮外交と江戸幕府
二 対朝鮮外交と対馬宗家
三 対馬宗家の対幕府交渉
四 「役」と化する自己認識
あとがき
索引