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琉球王国の南海貿易

琉球王国の南海貿易

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商品説明
大航海時代、琉球王国はシャム・フィリピン・マラッカ海峡にいたる広大な海域で交易をくり広げていた。ポルトガル人やスペイン人が残した貴重な記録や漢文史料を読み解き、東南アジア諸国との通交の様子を再現。港市としての那覇の様相や尚氏王朝の交代劇などとともに、14世紀末から200年におよぶ「海の沖縄人」たちの交易活動の盛衰を描く。
目次
「海の沖縄人」の発見―プロローグ

海洋王国の船出
 グスク時代の海域交流
 朝貢貿易の開始
 朝貢貿易と歴代宝案
 琉球王権と華人

南海貿易の発展
 東南アジア「交易の時代」
 シャムのアユタヤ朝
 パレンバンの華人政権
 ジャワのマジャパヒト朝

王朝交替と海外貿易
 国際貿易港・那覇
 東・南シナ海域の結節点
 尚泰久から尚円へ
 王朝交替と交易勢力

尚真王期の南海貿易
 尚真王の五〇年
 日本・朝鮮貿易の成長
 マラッカ貿易の進展
 チャンパとベトナム

ヨーロッパ人との出会い
 ゴーレスとレキオス
 マラッカの琉球人
 パタニ・交趾・広東
 ルソンとブルネイ

南海貿易の変容と終焉
 日本銀と陳貴事件
 ポルトガル人の琉球到達
 ルソン貿易の動向
 南海貿易の落日

「万国の津梁」の二〇〇年―エピローグ
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