〔主要目次〕
シーボルト研究100年のあゆみ―これまでの研究の跡をふりかえりながら、今後の展望にも触れて― (沓澤 宣賢)
長崎におけるシーボルト研究 (織田 毅)
シーボルト来日の背景を考える―対外関係史研究の視点から― (木村 直樹)
ブランデンシュタイン家所蔵シーボルト自筆草稿「日本への医学の導入と発展の歴史的概観」に表れる長崎におけるシーボルトの医学・科学教育に関する記述の検討 (宮坂 正英)
シーボルトに関わりのあるオランダ通詞 (イサベル・田中・ファンダーレン)
シーボルトの外科手術と門人による新展開 (青木 歳幸)
ヴィルヘルム・ハイネが描いた日本の絵―シーボルトからの借用― (ブルーノ・J・リヒツフェルト)
日本政府が守りたかった「アレクサンダー・フォン・シーボルト文書」―外務省外交史料館、東京大学総合図書館所蔵資料にみる遺稿の譲渡と分割― (堅田 智子)
シーボルト父子の「もの資料」調査と日本展示の復元―国立歴史民俗博物館のプロジェクトが目指したもの― (日高 薫)