- 発売日:2020/10/05
- 出版社:飯塚書店
- ISBN:9784752250111
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句集『香日向』
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商品説明
仕事の周辺を詠み、家族を詠み、吟行の所産も多い。まぎれもなくこの句集は俳人清水余人の履歴書である。─序より 水田光雄
落葉松の芽吹きに妻の染まりけり
円墳を登りて下りて梅探る
春の野に頭出したる土偶かな
落葉松の芽吹きに妻の染まりけり
山藤や何の何某いまは爺
昭和はるか植田に雨のしぶきけり
蟇出できて顔を仰がるる
武器に触るることなく老いて終戦日
看板に赤きクリップ文の秋
週三日行くところあり吾亦紅
水澄むや閉山といふ行き止り
毒茸に囲まれてゐる茸好き
何かある炬燵の中の気配かな
ニュータウンものみな古りて去年今年
鰐口を鳴るまで叩き寒参
母を待つ父のごとくに春待てり
収録句より
落葉松の芽吹きに妻の染まりけり
円墳を登りて下りて梅探る
春の野に頭出したる土偶かな
落葉松の芽吹きに妻の染まりけり
山藤や何の何某いまは爺
昭和はるか植田に雨のしぶきけり
蟇出できて顔を仰がるる
武器に触るることなく老いて終戦日
看板に赤きクリップ文の秋
週三日行くところあり吾亦紅
水澄むや閉山といふ行き止り
毒茸に囲まれてゐる茸好き
何かある炬燵の中の気配かな
ニュータウンものみな古りて去年今年
鰐口を鳴るまで叩き寒参
母を待つ父のごとくに春待てり
収録句より
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