中国による「一帯一路」構想、日米豪印における「インド太平洋戦略」の推進、SAARC(南アジア地域協力連連合)諸国の「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組みなどが、地政学的・経済環境プロセスの観点から現在及び将来の南アジアの経済発展に対していかなる影響を与えるかについて考える。
第1章持続的かつ包摂的な発展を目指して多面的視点から見たSAARC諸国の貧困と格差
第2章進化する南アジアの新地域主義その発展・動学・課題
第3章多地域の世界とインド太平洋新たな地図はどう描かれるのか
第4章インドの東方への関与アプローチと課題
第5章ネパールの開発課題
第6章ネパールにおける公共政策回顧と展望
第7章グッド・シビルサービス・トレーニングに向けての課題と改善の方向性バングラデシュのBCSAAを踏まえて
第8章インドの水資源管理・水ガバナンス改革の検討総合水管理指数CWMIを通して