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「医療は万民のもの」を掲げ志なかばで斃れた医師 中島辰猪

「医療は万民のもの」を掲げ志なかばで斃れた医師 中島辰猪

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中島辰猪は、治安維持法下の無産者医療運動黎明期の源流に加わった青年医師で、民主的医療分野で日本の最初の犠牲者である。今から100年も前に想像を絶する困難に立ち向かい、その志を貫きつつあるなかで早世した中島辰猪には、自らの言葉で、文章でその生き様と行動を書き残す時間が与えられなかった。
しかし、無数の盟友が彼を援け、苦楽を共にした。その記録や回想に沿いながら、今回新たに「発見」された中島辰猪の貴重な「遺品と資料」を活かすことにより、これまで厚いベールに包まれていた中島辰猪の短くも、ほとばしるような「嵐のなかの青春」とより精確な人間像を世に問うこととする。
「はじめに 草奔の医師・中島辰猪ここに眠る 生誕120年に寄せて」より
目次
はじめに 草奔の医師・中島辰猪ここに眠る 生誕120年に寄せて
序 章 野葡萄の蔓を引きたり―辰猪の「ふるさと」
第1章 文学青年、宇佐中学校へ
第2章 ストームの第五高等学校(熊本)へ
第3章 「病院に行けないような人々を助けるために」―千葉医科大学に学ぶ
第4章 「思想することは 闘争である」―辰猪の開眼
第5章 人々の苦難あるところ、私は往く 無産者医療運動の黎明―辰猪26歳の決断・青砥から亀有無産者診療所へ
第6章 新興医師連盟の旗揚げから無産者医療同盟へ
第7章 抵抗の村、標的の村へ―千葉農民組合の砦、成田・豊住村―北部無産者診療所
第8章 辰猪志なかばに逝く
第9章 「赤化村」攻撃に見る標的の村
第10章 亀有無診に後継者がやって来た
補章 無産者診療所のルーツをさぐる
中島辰猪関連年表
あとがきにかえて
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