• 発売日:2009/08/10
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762018176

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消費社会と現代人の生活

消費社会と現代人の生活

通常価格 1,100 円(税込)
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  • 発売日:2009/08/10
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  • ISBN:9784762018176
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商品説明
本書では、ともすれば専門用語の羅列へと傾きがちな、それゆえ「難解」なボードリヤールの消費社会論を、
社会学とりわけ「コミュニケーション」の観点から、初学者にとって理解しやすいよう
可能な限り平易に読み解いていきたい。
そして、読者に、ボードリヤールの消費社会論を現代の諸現象を分析するための
有効な理論枠組のひとつとして活用してもらうことを目指す。
本書の構成としては、ボードリヤールの消費社会論の基本的な考え方を、
各講の末尾に「命題」という形でコンパクトにまとめて提示する。
各講でひとつずつ命題を提示することによって、ボードリヤールの消費社会論を読者に
無理なく段階的に理解してもらうと同時に、各命題によってどのような現象が分析されるか、
その「使い勝手のよさ」も段階的に確認してもらえればと思う。
(「はしがき」より)
目次
はじめに

第1講 なぜその服を選んだか?―ふたつの「消費」―
 1 使用価値と記号価値
 2 使用価値の消費と「衣食住の基本欲求」
 3 記号価値の消費と「自己表現への渇望」
 4 「記号価値の消費」から社会をとらえる消費社会論

第2講 なぜコーディネートを考えるのか?―パノプリ
 1 記号価値をもたらすもの
 2 モノそのものに内在しないパノプリ
 3 モノの集積ではないパノプリ
 4 自然の産物ではないパノプリ

第3講 「個性」はいかにして表現されるのか?―モデルとコード
 1 「溶け込む」と「浮く」の違い―モデルとモデルからの逸脱
 2 「個性」の表現―バリエーション
 3 モデル間の関係―コード
 4 モデルとコードの知識

第4講 なぜ買い換えるのか?―ルシクラージュ―
 1 「更新」としてのルシクラージュ
 2 「再発見」としてのルシクラージュ
 3 「再訓練」としてのルシクラージュ
 4 ルシクラージュを促す「流行」

第5講 現代の「豊かさ」とは?―差異と多様性
 1 「豊かさ」のふたつの指標
 2 生産形態の変化
 3 自己表現法の変化
 4 消費者の地位の確立

第6講 なぜ「不安」が消えないのか?
 1 記号の両義的なはたらき
 2 受動的な日常生活という「消費の場」
 3 消費による「現実否定」の悪循環
 4 擬似現実の「もっともらしさ」―シミュラークルとシミュレーション

第7講 なぜ人間関係に気をつかうのか?―消費者間のコミュニケーション
 1 同語反復的コミュニケーション
 2 消費者の不安定なアイデンティティ
 3 楽しみと強制としての消費
 4 消費への抵抗

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