最新の学習指導要領、教職実践演習にも対応した増補版。
教育実習に関して理念から方法論、また事後学習から近年の学校運営までを包括的にまとめたハンドブック。
教育実習事前対策に欠かせない一冊。
「人に何かを教えるためには、人間そのものについての多面的な認識が必要であるし、
教える内容については学問的な基礎づけが必要である。また、それをどう教えるかについては、
その手段や方法について先輩の経験や教育方法学の研究に学ぶことも欠かせない。
しかし、教師自身もそうだが、子どもも一人ひとり皆ちがう個性をもちながら、日々発達しつつある存在である。
教育技術の特質は、このようにして「何のために」「何を」「どのように」教えるかという
「目的―内容―手段」の関係について常に新しい関係を樹立し、
新しい発見や変革を教師にも子どもにも生み出すような創造的活動のなかにある。教職のすばらしさ、
教師の仕事の「やりがい」の秘密は、そこにこそあるのではないだろうか。」(はしがきより)