• 発売日:2015/06/20
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762025495

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〈居場所〉の喪失、これからの〈居場所〉 成長・競争社会とその先へ

〈居場所〉の喪失、これからの〈居場所〉 成長・競争社会とその先へ

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商品説明
現代社会で失われた〈居場所〉をとりもどすために考えられることとは――
社会学、哲学、教育学、生命倫理学等からの学際的アプローチ。

【執筆者】
片山善博、玄田有史、種村完司、降旗信一、荒木田 岳、太田 明、藤谷 秀、竹内章郎、北見秀司、
ユルゲン・リンク


目次
 ●問題提起―序に代えて  片山善博(哲学)

Ⅰ 現場から〈居場所〉を問う
 ● 〈居場所〉そして〈持ち場〉―高齢化と人口減の町で考えた  玄田有史(労働経済学)

 ● 〈居場所〉の喪失と回復―「いのちの電話」活動の経験から  種村完司(哲学、倫理学)

 ● 子どもの居場所づくりをどう進めるか
  ―3・11以後の環境教育・自然体験学習論を踏まえて  降旗信一(環境教育、社会教育)

 ● 原発事故被災者として〈居場所〉について考える  荒木田岳(地方制度史)

Ⅱ  現代〈居場所〉考―哲学・社会思想の視座から
 ● 〈居場所がない〉ということ―承認をめぐる闘争と病  太田明(教育学)

 ● 〈居場所〉と「社会で生きる権利」  藤谷秀(哲学、倫理学)

 ● 障がい児者を巡る受容と排除 ―生存権理解と関わって  竹内章郎(社会哲学、生命倫理)

Ⅲ 脱成長による持続可能な社会へ
 ● 政治的エコロジーと「もうひとつのグローバリゼーション」
  ―脱成長と〈居場所〉の創出のために  北見秀司(哲学、社会思想史)

 ● ノーマリズム(正常化志向)と成長の危機、そして
  サステナビリティ(持続可能性)の二重の意味について  ユルゲン・リンク(ドイツ文学、文化科学)
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