第1部 門戸を開く
第1章 点字による教員採用試験の始まり―大阪市立盲学校社会科教諭・藤野高明(1938- )
第2章 高校の教壇に立った最初の全盲教師―大阪府立天王寺高校英語科非常勤講師・楠敏雄(1944-2014)
第3章 中途失明後に中学校に復職―川西市立多田中学校音楽科教諭・三宅勝(1929-2018)
第4章 採用試験を点字で突破し、高校の教壇に―大阪府立夕陽丘高校英語科教諭・有本圭希(1954- )
第2部 隘路を歩む
第5章 ワークアシスタントの配置で高校勤務―新潟県立新潟西高校社会科教諭・栗川治(1959- )
第6章 一五年かけて中学校の教壇に復帰
―皆野町立皆野中学校国語科教諭・新井淑則(1961-2023)
第7章 中途失明、うつ病、休職、逃げるように教師を辞職
―奈良県立盲学校国語科教諭・中村雅也(1965- )
第8章 全盲教師として高校で採用、盲学校に転任―神戸市立盲学校英語科教諭・馬場洋子(1970- )
第3部 行方を探る
第9章 中途失明後に小学校に復職―八幡市立中央小学校教諭・一井鳴海(1975-2021)
第10章 障害をメリットに転じる教育活動―大阪府立槻の木高校英語科教諭・山本宗平(1979- )
第11章 ICTを駆使してビジュアルな授業―橋本市立隅田中学校社会科教諭・大前雅司(1985- )
第12章 中途障害で辞職、六年後に再び教員採用試験に挑戦
―高槻市立川西小学校教諭・西原美絵(1981- )
補遺