• 発売日:2025/09/16
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762034473

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「学校教育と社会」ノート-第5版

「学校教育と社会」ノート-第5版

通常価格 2,640 円(税込)
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商品説明
教育社会学の視点から(教育学の視点からではなく)学校・大学と社会のかかわりについて分析。
一般論を述べると同時に、日本および先進諸国の事例を随時織り交ぜて行う。

戦後日本の歴史を見直し、高学歴、エリート、才能教育などについて考察。
近年問題となる教育経費をはじめ、高学歴過剰問題、大学と学生文化の変遷などにも迫った。

新たな執筆者を加え、8?10章・補論(学校教育制度の比較社会学、幼児保育教育における子どもの
「主体」の視点に関する比較分析、日本プロ野球界における学歴の意味についての予備的考察…等)を追加。

データの更新を行い、最新の内容に対応した第5版。
目次
第一章 「学校教育と社会」とは何を論じる授業か
 1.「学校教育と社会」という授業の特徴について
 2.教育≠学校教育
 3.「育てる」と「教える」
 4.教育の「工場モデル」と「医療モデル」

第二章 豊かさを目指して―高度経済成長と受験競争の大衆化、過熱化―
 1.戦後日本社会の大きな変化
 2.中流階層とメリトクラシー
 3.エリート、学力、学校制度

第三章 高学歴はなぜ尊重されたのか―教育投資論、スクリーニング仮説、統計的差別理論―
 1.教育投資論
 2.スクリーニング仮説
 3.統計的差別理論
 4.21世紀に入ってからの動向

第四章 エリート教育と才能教育
 1.エリート形成と教育の関係を巡る2つの見解
 2.段階型の教育システムとエリート形成
 3.才能教育について
 4.才能教育論の源流と戦前の実践
 5.戦後の混乱と実践
 6.教育上の「例外措置」
 7.エリートの周流と社会全体の周流:結語に代えて

第五章 日本の教育経費―授業料・奨学金政策―
 1.奨学金制度の誕生
 2.教育経費の国際比較
 3.私立大学の初年度納付金はどれぐらいかかるのか?
 4.高等教育の無償化は可能か
 5.国立大学の教育機会は開かれているのか
 6.学生アルバイトの実態

第六章 高学歴者過剰問題について考える
 1.はじめに:大学院にかかわる私的経験から(その1)
 2.新規大学院修了者の就職状況はどう変わったのか
 3.大学院にかかわる私的経験から(その2)
 4.結 論

第七章 大学と学生文化の変遷
 1.1960年代の学生の諸類型
 2.2000年代の学生の諸類型
 3.結 論

第八章 学校教育制度の比較社会学
 1.はじめに
 2.学校教育制度の三類型
 3.学校教育制度の各類型の特徴
 4.おわりに

第九章 幼児保育教育における子どもの「主体」の視点に関する比較分析
 1.はじめに
 2.子どもの権利条約と日本における取組
 3.子どもの権利条約と日本の幼児保育教育
 4.幼稚園教育要領における子どもの「主体」
 5.保育所保育指針における子どもの「主体性」
 6.比較分析
 7.おわりに

第十章 日本プロ野球界における学歴の意味についての予備的考察―「球歴」の教育社会学―
 1.はじめに
 2.プロ野球選手の業績と球歴の関係―矢野眞和の研究をめぐって―
 3.プロ野球監督の球歴と業績―橘木俊詔の研究をめぐって―
 4.職業野球からプロ野球へ,興行からスポーツへ

補 論 カリキュラムの構成原理について
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