道徳教育(道徳科)は本来どうあるべきなのだろうか。
子どもの道徳的成長や民主主義の発展につながる、道徳教育の実現には課題が多い現状を踏まえ、
デューイ教育哲学を基盤に道徳教育(道徳科)の問題解決学習の可能性を探究する。
デューイ教育哲学に基づいた道徳教育の理論と実践について多面的に考察を展開し、
道徳教育における問題解決学習の理論的枠組みと具体的な指導方法、評価方法、教員研修の在り方を提示する。
デューイ教育哲学に基づく道徳科の指導法を発展させる、
ネル・ノディングズのケアリング論に基づく道徳科の教材開発や授業構想などについても提案。
さらに、道徳科と特別活動、芸術教育(音楽科)との関連を通じて、
学校教育全体における道徳教育がどのような可能性をもっているかも考えていく。
これからの道徳教育の在るべき姿を提示し、道徳教育(道徳科)を考え直す契機となる1冊。