脳科学、遺伝子と人の性格に関わる新しい理論!
気質と遺伝との関連性を報告したことで有名なクロニンジャーだが、遺伝子のみの決定論ではないことを重視する。遺伝との関わり,臨床・産業・教育等での応用,ウェル・ビーイングに至るまで、その深遠な世界を、実際に博士より教授を受けた著者が包括的に紹介する。遺伝の影響を含め自分の性質を知り,望む状態へと近づくための方法を説明。
◆「はじめに」より一部抜粋
近年、性格に関わる研究でも遺伝子や脳の研究が行われるようになってきていて、興味深い結果も得られています。しかし、一部の研究者は、「性格が遺伝子で決まるとは決定論でけしからん」と危険視しているようです。この本でこれから紹介するクロニンジャー理論も、遺伝子との関連性の研究で用いられていて、遺伝子と性格が関係するという理論は危険であるとされることがあります。しかしクロニンジャー理論は、決して決定論ではなく、むしろ、現実を踏まえた上で、どうしたら自由に生きることができるのかを考慮に入れている性格(正確にはパーソナリティ)の理論なのです。