終刊にあたって(中村共一)
新たな取り組みに向けて――「市民のための科学を目指す」について――
《特集Ⅰ》市民の平和力を求めて
特集Ⅰにあたって(中村共一)
市民の平和とは何か――実践としての「永遠平和」――(中村共一)
非武装永世中立と市民の平和力(重本直利)
銃のない世界――銃器の使用価値という視点から――(宮崎昭)
コロナ禍の緊急事態宣言と市民の平和力――平和力の源泉は地域社会にある――(三宅正伸)
【声明文】「ガザ地区」への大規模攻撃・殺戮を非難する(市民科学京都研究所、2023・10・27)
《特集Ⅱ》篠原理論から市民運動へ
特集Ⅱにあたって(宮埼昭)
〔絶筆〕『反哲学入門』と交換様式論――Tさんへ――(篠原三郎)
〔遺稿〕「希望」としての「交換様式」論――Tさんへ――(篠原三郎)
「ベッドより」を拝読して――死と向き合われた最期の短歌――(眞島正臣)
生産力理論、管理の二重性論争、そして交換様式論へ――篠原三郎〈遺稿〉「『希望』としての『交換様式』論」に寄せて――(重本直利)
篠原三郎さんは「アソシエ―ショニズムの科学」を提起する(中村共一)
篠原さんが考え残したこと(前編)――柄谷行人との出会い――(宮崎昭)
篠原さんが考え残したこと(後編)――木田 元『反哲学入門』に挑む(宮崎昭)
《コラム》土に生きる――農作業二題――(仲川在代)
《特集Ⅲ》注釈:ドイツ左翼の現在――極右AfDの台頭に抗して
特集Ⅲにあたって(照井日出喜)
第1部 注釈:ザーラ・ヴァーゲンクネヒト(照井日出喜)
《論評》ザーラ・ヴァーゲンクネヒトという「左翼のあり方」(重本冬水)
第2部 注釈:オスカー・ランフォンテーヌ(照井日出喜)
《論評》流れのままに漂うのは、死んだ魚のみ(重本冬水)
第3部 注釈:グレゴール・ギジ(照井日出喜)
《論評》グレゴール・ギジの「左翼の挑戦」(中村共一)
あとがき(照井日出喜)
《対論(ついろん)》科学技術の「転倒性」と「中立性」を超えて
対論にあたって(青水司+重本直利)
「原子力技術と自然・人間の転倒性」と資本・国家の支配
――幻想としての原子力平和利用――(青水司)
社会に対する科学者の科学的責任(SSRS)
――「科学の価値中立性批判」と責任論理――(重本直利)
「法人犯罪」への問い――JCO自己の判決文より――(重本直利)
【声明文】東電福島第一原発のトリチウム汚染水の海洋放出に反対し、撤回を求める(市民科学京都研究所、2023・8・22)
《資料》市民科学研究所およびNGO市民科学京都研究所の研究活動記録
(2009年~2025年)
編集後記 執筆者紹介