序
第一章言語論
第一節媒質としての言語
一 「言語一般」:「言語(Sprache)」と「話し手(Sprecher)」との関係
二 「名」:人間の言語と事物の言語との関係
三 「翻訳」および「神の言葉」
四 補
第二節言語の純粋形姿とその現状
一 言語の純粋形姿
二 言語の現状
第二章批評論
第一節神的超越領域と媒質的内在領域との間の断層
――『来るべき哲学のプログラムについて』考察
第二節媒質論およびそこにみられる断層の批評理論への変奏
――『ドイツロマン派における芸術批評の概念』考察
一 認識論的前提
二 ロマン派の批評理論
三 ゲーテの芸術理論
第三節媒質的展開運動の性質の転化
一 負性を帯びた媒質的展開運動
――『神学的政治的断章』考察
二 負性の具体的現れとしての「神話的暴力」
――『暴力批判論』考察
三 補――『フリードリヒ・ヘルダーリンの二つの詩』における批評理論
およびそこにみられる「神話」と「運命」の概念
第四節断絶した二領域の止揚―美の理論
――『ゲーテの親和力』考察
一 批評理論
二 事象内実
三 仮象としての〈事象内実〉:批評=美の理論
第三章アレゴリー論
第一節媒質論としての「認識批判的序論」注釈
第二節アレゴリー論における媒質論的構造
一 悲戯曲の事象内実
二 アレゴリー論における媒質論的構造
註
補論 境域のなかでーーパッサージュ論素描
あとがきに代えて