• 発売日:2025/04/16
  • 出版社:北樹出版
  • ISBN:9784779307737

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教育心理学の理論と実践

教育心理学の理論と実践

通常価格 2,420 円(税込)
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商品説明
教育心理学の諸理論をわかりやすく解説した入門書。実践に活かせる視点から編まれた、理論と実践を架橋するテキスト。各章末には現場での問題や課題、実践で得られた見地がコラムとして掲載。
目次
第1 章 教育心理学とは
   第1節 教育心理学とは
     (1)教育心理学の定義と学ぶ目的・意義(2)教育心理学と学校心理学の違い
   第2節 教育心理学の研究法
     (1)データを収集する必要性とその方法(2)観察法(5)面接法(4)質問紙調査法(5)実験法
   第3節 教育心理学を活かした実践例
〈現場教師からのメッセージ1:教育心理学が灯す希望の光〉

第2 章 発達の原理
   第1節 発達とは何か
   第2節 発達の特徴
     (1)分化と統合のプロセス(2)順序性・方向性(3)個人差(4)臨界期・敏感期(最適期)(5)発達課題
   第3節 発達を規定する要因
     (1)生得説(2)環境説(学習説)(3)遺伝と環境の相互作用(4)行動遺伝学でみる遺伝的要因と環境的要因の影響)
   第4節 発達のアセスメント
〈現場教師からのメッセージ2:発達と環境の相互作用を見つめて〉

第3 章 発達の理論
   第1節 ピアジェの認知発達段階説
     (1)認知発達の原理(2)認知の発達過程(24)(3)教育への実践的示唆
   第2節 コールバーグの道徳の認知発達理論
     (1)道徳的認知の発達原理(2)道徳的認知の発達過程(3)教育への実践的示唆
   第3節 エリクソンの心理社会的発達理論
     (1)自我の発達原理(2)自我の発達過程(3)教育への実践的示唆
第4節 ヴィゴツキーの社会文化的発達理論
     (1)認知発達の原理(2)発達の最近接領域(3)教育への実践的示唆
〈現代教師からのメッセージ3:発達の段階と温かな学級づくり〉

第4章 乳幼児期の発達
   第1節 乳幼児期とは
   第2節 運動の発達
     (1)原始反射(2)随意運動
   第3節 言語と思考の発達
     (1)前言語的コミュニケーション(2)言語の発達(3)思考の発達
   第4節 社会性の発達
     (1)親子関係(2)仲間関係
〈コラム4:現代教師からのメッセージ:乳幼児期の発達〉

第5章 児童期の発達
   第1節 児童期とは
   第2節 児童期の認知発達
     (1)具体的操作期の特徴(2)形式的操作期の特徴(3)移行期の個人差と学習への援助
   第3節 児童期の自己の発達
     (1)児童期の自己概念の発達(2)自己評価の発達(3)自己概念・自己評価の変化はなぜ生じるのか
   第4節 児童期の社会性の発達
     (1)仲間集団の形成(2)道徳性の発達(3)仲間関係のもたらす負の影響
〈現場教師からのメッセージ5:遅刻に隠された成長の兆し〉

第6章 青年期の発達
   第1節 青年期とは
   第2節 青年期の発達的特徴
     (1)身体と性の発達的特徴(2)認知と思考の発達的特徴(3)感情の発達的特徴
   第3節 自己とアイデンティティ
     (1)自己意識の高まりと自己概念の形成(2)アイデンティティの形成
    第4節 対人関係と社会とのかかわり
     (1)親子関係(2)友人関係(3)社会参加
〈現場教師からのメッセージ6:揺れる青年期の自立と寄り添い〉

第7章 学習の理論
   第1節 学習とはなにか
   第2節 学習の理論:行動主義学習理論
     (1)レスポンデント条件付け(2)試行錯誤学習(3)オペラント条件付け
   第3節 学習の理論:認知主義学習論
     (1)S-O-R 連合理論(2)洞察学習(3)社会的学習理論
   第4節 学習理論の応用
〈現場教師からのメッセージ7:教師の模範が学びの土台に〉

第8章 記憶と問題解決
   第1節 認知心理学とは
   第2節 記憶の種類
   第3節 記憶の使い方
   第4節 問題解決の考え方
   第5節 問題解決の特性と支援
〈現場教師からのメッセージ8:その指示子どもにあっていますか?〉

第9章 知   能
   第1節 知 能 と は
     (1)知能とは(2)知能に関するさまざまな理論
   第2節 知能を測る
     (1)ビネー式知能検査(2)ウェクスラー式知能検査(3)KABC-Ⅱ(4)その他の知能検査
   第3節 知能を知る上での配慮事項
     (1)数字がもたらすインパクト(2)知能水準の高さ・低さ・凸凹(3)知能以外の観点から見る人間理解)
〈現場教師からのメッセージ9:検査の先にあるもの〉

第10 章 動機づけ
   第1節 動機づけとは
     (1)古典的な動機づけ(2)自己決定理論
   第2節 動機づけが低下する時
     (1)内発的動機づけに物的報酬を与える時(2)行動が望む結果をもたらさない時(3)内的・安定的・全般的な原因に帰
属する時
   第3節 動機づけを高める教育実践
     (1)再帰属訓練(2)基本的心理欲求の充足(3)教室の目標構造
   第4節 動機づけをみずから高めてコントロールする
〈現場教師からのメッセージ10:子どもの心に火をとつける教師〉

第11 章 教 授 法
   第1節 さまざまな授業形態
   第2節 教授と学習に対する心理学の考え方
   第3節 心理学の考え方に基づく教授法の種類
     (1)行動主義に基づく学習方法(2)認知主義に基づく学習方法(3)状況主義に基づく学習方法
   第4節 教授と学習における個人差
     (1)適性処遇交互作用(2)さまざまな適性要因(3)適性処遇交互作用と授業の実践
〈現場教師からのメッセージ11:変化の時代における学びの進化〉

第12 章 教 育 評 価
   第1節 教育評価の基本
     (1)教育評価の目的と重要性(2)評価の時期と種類(3)評価方法の選択
   第2節 評価技法とその応用
     (1)評価手法の多様性(2)評価プロセスの注意点(3)評価を行う主体
   第3節 実践的な評価とフィードバックの方法
     (1)能力評価の多面的な方法(2)効果的なフィードバックと評価の連携(3)評価の倫理
〈現場教師からのメッセージ12:教育評価〉

第13 章 学 級 集 団
   第1節 学級集団とは
     (1)学級集団が子どもたちに与える影響(2)学級集団の特徴と機能
   第2節 子どもの視点から学級集団をとらえる
     (1)学級集団のアセスメントの意義(2)客観的データに基づく学級アセスメント
   第3節 教師の視点から学級集団をとらえる
     (1)教師特有の信念と不合理な思い込み(2)教師が子どもを見る視点
   第4節  学級集団と教師の適合性:“マッチング”という視点からの検討
〈現場の教師からのメッセージ13:学級を育て発展させる〉

第14 章 パーソナリティと適応
   第1節 パーソナリティ理論
     (1)類型論(2)特性論
   第2節 パーソナリティの測定
     (1)質問紙法(2)作業検査法(3)投影法
   第3節 欲求と葛藤
     (1)欲求階層説(2)ストレスのメカニズム(3)ストレス状況を乗り越える力
   第4 節 適 応 機 制
〈現場の教師からのメッセージ14:自分を守ることで、子どもたちを守る〉

第15 章 カウンセリング
   第1 節 カウンセリングとは
     (1)カウンセリングと心理療法(2)カウンセリングの定義
   第2 節 カウンセリングの基本姿勢と技法
     (1)カウンセリングの基本姿勢(2)カウンセリングの技法
   第3 節 カウンセリングの理論:来談者中心療法
   第4 節 教師にとってのカウンセリング
     (1)カウンセリングと生徒指導(2)カウンセリングと授業
〈現場教師からのメッセージ15:学びの鍵は聴く力にあり〉
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