1 実験にあたっての予備知識
1-1 実験の心得
1-2 器具の名称と取り扱い
1-2-1 ガラス器具
2-2-2 ピペット
2-2-3 天秤
2-2-4 遠心分離
2-2-5 ホモジナイザー
1-2-6 ガスバーナー
1-3 実験データの処理
1-4 実験の記録とレポートの作成
【コラム】 「調製」と「調整」の使い分け
2 基礎実験
2-1 溶液の濃度ならびに調製法
2-1-1 水の精製
2-1-2 生化学実験で使われる単位
2-1-3 SI接続語
2-1-4 溶液の濃度
2-1-5 溶液の希釈法
2-1-6 緩衝液(Buffer)
2-2 滴定曲線 ―pHについての基礎知識―
2-3 分光光度法
2-3-1 分光光度法の原理
2-3-2 分光光度計の仕組み
2-3-3 セル
2-3-4 二種類の色度の吸収曲線
3 糖質に関する実験
3-1 糖質の定性反応
3-1-1 Benedict(ベネディクト)反応
3-1-2 Bial(ビアル)反応
3-1-3 Skatole(スカトール)反応
3-1-4 Seliwanoff(セリワノフ)反応
3-2 ラット肝臓からのグリコーゲンの分離と定量
3-2-1 グリコーゲンの分離
3-2-2 グリコーゲンの定量
3-3 血糖(グルコース)の定量
4 アミノ酸・タンパク質に関する実験
4-1 ニンヒドリン反応によるアミノ酸の定量
4-2 アミノ酸およびタンパク質の紫外線吸収スペクトル
【コラム】 「M」の読み方
4-3 ゲルろ過クロマトグラフィー
4-3-1 塩とタンパク質の分離
【コラム】 モル、mol(またはmole)
4-3-2 アルブミンとDNP-リジンの分離
4-3-3 アルブミンのペプシン処理分解物のゲルろ過
4-4 タンパク質溶液の比色定量法
4-4-1 ビウレット法によるタンパク質の定量
【コラム】 %記号
4-4-2 Lowry法によるタンパク質の定量
4-5 透析によるタンパク質溶液からの脱塩
4-6 粘度測定によるタンパク質の構造変化の検出
4-7 硫安によるタンパク質の塩析
4-8 血清タンパク質のセルロースアセテート膜電気泳動
4-9 SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動
【コラム】 分子量と分子質量
5 酵素に関する実験
5-1 酵素反応の基礎実験
5-1-1 検量線の作製
5-1-2 反応の経時変化
5-1-3 酵素濃度の影響
5-2 酵素反応速度論(Enzyme kinetics)
5-2-1 アルカリホスファターゼ活性測定によるKmとVmaxの決定
5-3 乳酸デヒドロゲナーゼの活性測定
5-4 唾液アミラーゼによるデンプンの加水分解
5-5 トリプシンによるカゼインの加水分解
6 脂質に関する実験
6-1 ラット肝臓からの脂質の抽出と定量
6-1-1 脂質の抽出
6-1-2 中性脂肪の定量
6-2 遊離脂肪酸の定量
6-3 コレステロールの定量
6-4 リパーゼによる脂質の加水分解
7 核酸に関する実験
7-1 ラット肝臓からの核酸の抽出精製および定量
7-2 口腔粘膜からのDNA抽出とアガロースゲルゲル電気泳動
【コラム】 pH
8 ビタミンに関する実験
8-1 ビタミンA前駆物質(葉緑素)の分離と定性
―薄層クロマトグラフィーを用いたカロチン、クロロフィルの分離定性試験―
8-2 ビタミンB1の比色定量 ―レバー中の遊離ビタミンB1の抽出測定―
9 免疫に関する実験
9-1 オクタロニー法による抗原抗体反応の検出
9-2 血液型の判定
10 血液・尿に関する実験
10-1 血清アルブミン・グロブリン比の測定
10-2 ヘマトクリット値の測定
10-3 血中リン脂質の定量
10-4 血清酵素(アミノ基転移酵素)の活性測定
10-5 血漿遊離アミノ酸比の判定試験
―Whitehead法によるタンパク質栄養状態の判定―
10-6 無機リンの定量
10-7 血清および尿中のクレアチニンの定量
【コラム】 大きな数字でのコンマ(,)の打ち方
10-8 尿成分の定性反応
10-9 血清および尿中の尿素窒素・尿酸の定量
10-9-1 尿素窒素の測定
10-9-2 尿酸
11 栄養・食品に関する実験
11-1 基礎栄養学実験
11-2 牛乳中のカルシウムの定量
11-3 滴定法による食品中の酸・塩分の測定
付録:電子顕微鏡
参考図書
索引