- 発売日:2025/04/21
- 出版社:思文閣出版
- ISBN:9784784221110
目次
序 章 古代から中世への転換と家格の問題
はじめに
第一節 中世への転換とその画期をめぐって
第二節 平安貴族社会の編成と家格
第三節 本書の問題意識
第四節 本書の構成
第一部 「貴種」と種姓観念
第一章 古代の「種」観念とその変遷
はじめに
第一節 夷狄・異国の「種」
第二節 氏族・家の職掌と「種」観念
第三節 貴賤の「種」と仏教的再解釈
おわりに
第二章 平安貴族社会と「貴種」
はじめに
第一節 九世紀の「貴種」
第二節 一一世紀後半以後の「貴種」
第三節 「貴種」の概念の転換期
おわりに
補論一 「蔭子孫」から「貴種」へ
はじめに
第一節 蔭位制と蔭子孫
第二節 文章生の選抜と「貴種」概念の出現
第三節 文人官僚の貴種認識
おわりに
第三章 藤原頼長の「凡種」観
はじめに
第一節 藤原頼長の日記
第二節 凡種と呼ばれた人々
第三節 貴種と凡種の間
第四節 頼長の階層意識
おわりに
第二部 「公達」と「良家」
第四章 家格としての公達の成立
はじめに
第一節 貴族の子息としての「君達」の登場
第二節 地下公達と公達の家
第三節 陰干公達と諸大夫
おわりに
補論二 実務官僚系院近臣の登用は身分秩序の打破か
はじめに
第一節 院近臣の構成と実務官僚系近臣
第二節 院の人材登用の実態
第三節 新たな身分秩序への固着化
おわりに
第五章 平安時代の南都寺院社会と「良家」―興福寺維摩会研学竪義を中心に
はじめに
第一節 竪者三人制と貴種・良家
第二節 良家僧の出現とその範囲
第三節 貴族社会との関係
おわりに
第六章 平安後期における武士の階層移動―越後城氏の事例を中心に
はじめに
第一節 越後城氏の成長
第二節 階層移動の契機
第三節 内乱をめぐる状況
おわりに
終 章
あとがき/初出一覧/索引/英文要旨
はじめに
第一節 中世への転換とその画期をめぐって
第二節 平安貴族社会の編成と家格
第三節 本書の問題意識
第四節 本書の構成
第一部 「貴種」と種姓観念
第一章 古代の「種」観念とその変遷
はじめに
第一節 夷狄・異国の「種」
第二節 氏族・家の職掌と「種」観念
第三節 貴賤の「種」と仏教的再解釈
おわりに
第二章 平安貴族社会と「貴種」
はじめに
第一節 九世紀の「貴種」
第二節 一一世紀後半以後の「貴種」
第三節 「貴種」の概念の転換期
おわりに
補論一 「蔭子孫」から「貴種」へ
はじめに
第一節 蔭位制と蔭子孫
第二節 文章生の選抜と「貴種」概念の出現
第三節 文人官僚の貴種認識
おわりに
第三章 藤原頼長の「凡種」観
はじめに
第一節 藤原頼長の日記
第二節 凡種と呼ばれた人々
第三節 貴種と凡種の間
第四節 頼長の階層意識
おわりに
第二部 「公達」と「良家」
第四章 家格としての公達の成立
はじめに
第一節 貴族の子息としての「君達」の登場
第二節 地下公達と公達の家
第三節 陰干公達と諸大夫
おわりに
補論二 実務官僚系院近臣の登用は身分秩序の打破か
はじめに
第一節 院近臣の構成と実務官僚系近臣
第二節 院の人材登用の実態
第三節 新たな身分秩序への固着化
おわりに
第五章 平安時代の南都寺院社会と「良家」―興福寺維摩会研学竪義を中心に
はじめに
第一節 竪者三人制と貴種・良家
第二節 良家僧の出現とその範囲
第三節 貴族社会との関係
おわりに
第六章 平安後期における武士の階層移動―越後城氏の事例を中心に
はじめに
第一節 越後城氏の成長
第二節 階層移動の契機
第三節 内乱をめぐる状況
おわりに
終 章
あとがき/初出一覧/索引/英文要旨
