はじめに
序章 知識社会と子どもの読書
1 児童書と言葉の力
2 「今だけカネだけ自分だけ」と社会的公正
3 協力社会と社会文化活動
4 「地域の図書館」とは何か
第1章 地域の図書館を考える
1 地域の図書館と言語活動
2 地域の図書館と情報教育
第2章 なぜ図書館の本質は言語活動にあると考えるのか
1 思想から図書館の本質へ
2 図書館の言語活動と機能
第3章 自治体の主要な施策から図書館政策へ
1 「みんなの本だな」事業
2 学校図書館に関する事業
3 学校図書館に関する事業のシステム化
第4章 図書館と経営マネジメント
1 言語活動と公共政策
2 言語活動の精緻化と図書館活動
第5章 地域の図書館は教育改革にどう関わるか
1 教育の課題と図書館
2 教育改革の方向と情報教育
第6章 言語活動としてのブックトークと読書のアニマシオン
1 読み聞かせとブックトーク
2 言語活動と住民自治の視点から
3 ブックトークへの招待
4 読書のアニマシオンの教育力
5 読書のアニマシオンの実践と検証
第7章 教育改革は探究を社会化できるか
1 学習権と情報教育
2 情報と知識のシステム化
3 「学び方の学び」と探究の社会化
4 教育改革と教育行政の課題
第8章 探究は図書館を変えるか
1 探究心・知識・思いやり
2 非認知能力を育てる
第9章 図書館の評価は政策とどうつながるか
1 地域協力貸出と社会文化活動
2 図書館評価と自己組織化
3 地域協力貸出の自己組織化メカニズム
4 R係数による図書館分析
5 住民自治と未来の希望の図書館政策
第10章 政策法務で考える図書館活動とは何か
1 図書館活動の政策法務
2 政策法務の視点からの総合教育
第11章 社会的公正のための図書館
1 人権、中立、社会的公正
2 言語活動を社会的に認識する
おわりに――「夜明けのうた」と希望