序章 内野健児先生のお墓参り
Ⅰ 内野健児の朝鮮体験
1.生い立ち
2.大田に着いて
3.教師の横顔
4.文芸雑誌『耕人』の発行
5.詩集『土地に描く』と発禁処分
6.恋と革命の幕開け
7.教え子、中島敦と湯浅克衛
8.『亜細亜詩脈』の発行と朝鮮追放
Ⅱ明星学園の教師時代
9.はじめましての明星学園
10.赤井米吉の教育観―「ドルトン・プラン」
11.赤井米吉と朝鮮
12.いよいよ明星学園に勤務
13.『星雲時代』から見る学園生活
14.明星学園はなぜ誕生したのか
15.忍び寄る軍靴の音
16.垣間見る内野の教育観
17.フロレタリア詩人、ついに検挙
18.頂戦時下の内野と生徒たち
Ⅲ戦後早々の明星学園
19.戦前の明星学園を検証
20.『星雲時代』の復活
21.加藤哲太郎(1)―私は貝になりたい
22.加藤哲太郎(2)―明星学園礼賛
終章 あとがきにかえて