●リモート勤務の普及など、現代では人々の働き方が多様化しています。雇用や勤務を取り巻く環境の変化に伴い、源泉所得税の実務においても、在宅勤務手当や通勤費、各種の福利厚生費の取扱いなど、判断に迷う論点が多くあります。
●本書は、現代の雇用・勤務環境下において生ずる源泉所得税の各種取扱いを含め、源泉徴収の要否を判断する上でポイントとなる、給与、報酬等の人的役務に関するQ&Aを取りまとめました。
●前版では新型コロナウイルス感染症拡大時の取扱いを多く収録していましたが、改訂版となる今版では近年の税務相談事例から海外赴任やリモートワークによる国際課税関係などのQ&Aを42問追加し、初版のQ&Aについても一部見直しを行っています。
●年末調整や退職給与のほか、報酬料金や非居住者等所得など、人的役務の報酬に関するQ&Aを幅広く収録していますので、源泉所得税の実務に携わる方々の必携書となっています。
※本書は、令和7年4月1日現在の法令・通達、及び著者が執筆時までに入手した情報に基づいています。