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5,720円
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  • 発売日:2016/06/06
  • 出版社:新評論
  • ISBN:9784794810397

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版画でたどる万葉さんぽ

版画でたどる万葉さんぽ

通常価格 1,980 円(税込)
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  • 発売日:2016/06/06
  • 出版社:新評論
  • ISBN:9784794810397
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商品説明
「万葉ブーム」ではないかと思うほど、書店には万葉集関連の本がたくさん並んでいます。小倉百人一首をテーマにした末次由紀さんの大ヒットコミック『ちはやふる』や、JR東海のCMポスター「うましうるわし奈良」の影響でしょうか。あるいは、テロ、殺人、貧困、格差拡大など、現代社会があまりにも殺伐としているので、人々が心の安らぎ、癒しを古【いにしえ】に求めているのかもしれません。
 本書は、約四五〇〇首が収録された日本最古の国民歌集『万葉集』を、歌に材を取った版画・ペン画とともにひもといてみようという試みです。
 万葉を代表する女流歌人・額田王【ぬかたのおおきみ】は、大海人皇子【おおあまのみこ】(のちの天武天皇)と別れて、その兄・天智天皇の後宮に入りましたが、こんな歌を残しています。
 君待つと わが恋ひをれば わが屋戸【やど】の簾【すだれ】動かし秋の風吹く
 「簾が動くのを見て貴方かと思えば秋の風でした」と、天智天皇の訪問が減ったのを嘆いた歌です。万葉集ではこの歌の次に、額田王の姉という説のある鏡王女【かがみのおほきみ】によるこんな一首が載っています。
 風をだに恋ふるは羨【とも】し 風をだに来【こ】むとし待たば何か嘆かむ
 「風にしろ恋しく思うのは羨ましいかぎりよ。私のところへは風さえ来ないのですから」と、額田王を慰めているのです。
 こうした細やかな情の表現が、歌を通して千数百年前に行われていたことにびっくりします。それが高貴な人々だけでなく一般市民に至るまで共通していたのも、大和民族の文学的素養の高さを証明しています。
 本書では、「恋」「祈り」「潤い」「花香」「古都賛歌」の五章に分けてできるだけ多くの歌を紹介します。エピソードも織り込んだ「万葉さんぽ」に、みなさまのご来訪を心からお待ちしています。(うじ・としひこ)
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