『所有権について考える ― デジタル社会における財産』(民法研究レクチャーシリーズ)
道垣内弘人(専修大学大学院法務研究科教授) 著
【目 次】
・はしがき
◆はじめに
(1)本日のトピック
(2)『所有権の終焉―デジタル経済における人的財産』の表紙
(3)ごく普通の民法の説明
◆1 出発点となるいくつかの事象
◆2 電子書籍の「購入」
(1)電子書籍を読む2つの方法
(2)オーウェル事件
(3)少し整理
◆3 所有権の意義と対象
(1)所有権絶対の原則
(2)「所有権」,「所有」の正当化
(3)労働による所有権の正当化論理の説得力
◆4 物権の対象が他から区別されるものであること:客体の性質から来る制約(その1)
(1)なぜ有体物か
(2)特 定 性
(3)種類物の重要性
◆5 物権の対象が空間の一部を占めているものであること:客体の性質から来る制約(その2)
(1)有体性と支配
(2)仮想通貨・暗号資産
(3)東京地裁平成27年8月5日判決
(4)所有権によらない解決
◆6 所有権の抽象性と具体性
(1)不動産の流動化
(2)ハウイ事件
(3)客体の個性の喪失
(4)シェアリングエコノミー
(5)愛好利益
◆7 “Own or Owned”:むすびをかねて
(1)「支配」しているのか?
(2)本日のレクチャーの目的は何だったのか?
◆8 質疑応答