『環境法研究第19号』
大塚 直(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
はしがき〔大塚 直〕
〈特集〉 プラスチック資源循環
◆1◆ アメリカのプラスチック政策―カリフォルニア州を中心に〔筑紫圭一〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 連邦レベルの政策動向
Ⅲ カリフォルニア州プラスチック政策の概観
Ⅳ レジ袋禁止規制
Ⅴ EPR法
Ⅵ 結 び
◆2◆ イギリスにおけるプラスチック資源循環促進策〔奥 真美〕
は じ め に
Ⅰ 政策枠組み
Ⅱ プラスチック資源循環に資する主な施策
Ⅲ ボランタリー・イニシアティブ:UKプラスチック協定(Pact)
結びに代えて
◆3◆ ドイツ廃棄物法制におけるプラスチック規制〔石巻実穂〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ EUにおけるプラスチックごみ規制
Ⅲ ドイツ循環経済法(KrWG)
Ⅳ ドイツ容器包装廃棄物法(VerpackG)
Ⅴ ドイツ特定プラスチック製品および酸化型分解性プラスチックを使用した製品の上市禁止令(EWKVerbotsV)
Ⅵ ドイツ使い捨てプラスチック基金法(EWKFondsG)
Ⅶ 地方自治体包装税の合憲性
Ⅷ お わ り に
【論説】
◆1◆ バイデン政権での気候変動政策の展開―二つの立法と発電所炭素排出規制案〔石野耕也〕
Ⅰ 気候変動に関する重要法律の制定
Ⅱ 火力発電所に対する温室効果ガス排出基準及び排出ガイドライン案の公表
◆2◆ AIに関する不法行為責任―Society5.0の議論に焦点を当てつつ〔大塚 直〕
Ⅰ 序
Ⅱ Society5.0におけるアジャイル・ガバナンスの議論と欧米の動向
Ⅲ 評価と展望
Ⅳ 結びに代えて
【翻訳】
企業の持続可能性デューディリジェンスに関する欧州議会及び閣僚理事会の指令〔古賀祐二郎=大塚 直〕
1 企業の持続可能性デューディリジェンスに関する欧州議会及び閣僚理事会の指令の成立
2 〔翻訳〕企業の持続可能性デューディリジェンスに関する欧州議会及び閣僚理事会の指令