突撃砲を装備し戦場の火消しに活躍した“猛牛旅団”
歩兵支援用として開発されたIII号突撃砲を装備して編成された第191突撃砲旅団の戦記。1941年のギリシャ戦線からはじまりバルバロッサ作戦に参加、ウクライナからモスクワ(1941年)、ヴォロネジ、クルスク、コーカサス、クーバン(1942年)、ケルチ半島、クリミア(1943年?1944年)へと転戦し、最終的にはセヴァストポリから輸送船によってルーマニアへ撤退した。ソ連に対する作戦においては最も激しい戦闘が行なわれた戦域で闘った旅団の軌跡を、100点以上の写真と16枚の地図で綴っている。
著者ブルーノ・ボルク中尉は、III号突撃砲の戦術的重要性を記録した書籍を著したいと熱望、第191旅団の生存メンバーも戦争に関する一貫性のある記録文書を望んでいたため、軍事記録や文献の収集、そしてできるだけ多くの元旅団員へのインタビューに取り組んでいる。