「断捨離とは、単にモノを片づける手段ではありません。
その本質は、『意志を回復すること』にあります」
(第1章より)
断捨離は、モノの片づけからスタートする、「選び直し」です。
一人ひとりが意志をもってモノを選択し、“始末をつける”訓練を繰り返すことで、決断の先延ばしをしない職場をつくり上げていく、“引き算”の実践です。
モノがあふれるオフィスも、一見すっきり整った職場も、共通して抱えるのは、「決められない」「話が進まない」「なんとなく重い空気」といった「目に見えない詰まり」です。
これらを取り除くことで、一人ひとりの自律心や“ごきげん”が蘇り、組織の自律性と生産性も、飛躍的に高まります。
これは、収益改善、残業削減など、経営やマネジメント課題の解決にもつながる“引き算”です。
本書では、断捨離提唱者のやましたひでこ(著者累計700万部以上)が、
・意思決定が早くなる空間づくり
・職場の「隠れた淀み」の見つけ方
・収益アップ&エンゲージメント向上を実現した企業のリアルな実践ストーリー
・リーダーが今こそ手放すべきモノと発想
を紹介。物理的スペースと心理的余白を同時にクリアにすれば、働く人の言葉が変わり、行動が変わり、成果が加速します。
一人ひとりが自分軸を取り戻し、組織が変わっていく“選び直し”の道筋を、ぜひこの一冊から。