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ルネサンス美術における南と北

ルネサンス美術における南と北

辻 成史 (翻訳)
森田義之 (翻訳)
芳野 明 (翻訳)
川上幸子 (翻訳)
通常価格 19,800 円(税込)
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商品説明
ヤン・ファン・エイクに代表されるネーデルラント絵画とイタリア・ルネサンス絵画をめぐる複雑な関係、ピエロ・デッラ・フランチェスカの画業、今日のタイポグラフィに通じるルネサンスの書体学、聖ヒエロニムスをめぐる図像学、ラファエッロ、そしてヴェネツィア絵画……。アルプス南北にまたがる広大なルネサンス美術の世界を、ハーヴァード大学やプリンストン高等研究所で教育に携わるだけでなく、イタリアでの文化財レスキュー活動など現場に携わる貢献を数多く果たし、アメリカを代表する往年の碩学が読み解く。
目次


第一部
第一章一五世紀の絵画における表現形体と象徴としての光 
第二章ヤン・ファン・エイクとイタリア・ルネサンス 
第三章低地地方における〈高地型構図〉―ヤン・ファン・エイク、フレマールの画家、フランコ=イタリア絵画の伝統

第二部
第四章マザッチョと初期ルネサンス―円環状人物構図 
第五章記録資料に残されたピエロ・デッラ・フランチェスカの祭壇画
第六章ダチョウの卵―ピエロ・デッラ・フランチェスカの《ブレラ祭壇画》における象徴と暗喩 
第七章再びピエロ・デッラ・フランチェスカの《ブレラ祭壇画》について
第八章ピエロ・デッラ・フランチェスカの聖会話

第三部
第九章 より包括的なルネサンスの書体学を目指して
第一〇章 ルネサンス期のアルファベット論

第四部
第一一章 初期ルネサンスにおける学識と悔悛―聖ヒエロニムスの絵画 
第一二章 ラファエッロのからくり仕掛けの貝―神話、技術、図像学的伝統についての小論 
第一三章 ヴェネツィアの眠り―古代神話とルネサンスの性癖/嗜好 

・解説(芳野 明)
・「あとがき」に換えて―著者ミラード・ミース、そしてアーウイン・パノフスキー(辻 成史)
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