商品情報にスキップ
1 0
  • 発売日:2025/05/12
  • 出版社:ひつじ書房
  • ISBN:9784823412981

読み込み中…

現代日本語の数量を表す形容詞の研究

現代日本語の数量を表す形容詞の研究

包 雅梅
通常価格 7,040 円(税込)
通常価格 セール価格 6,400 円
セール 売り切れ
  • 発売日:2025/05/12
  • 出版社:ひつじ書房
  • ISBN:9784823412981
ネットストア在庫
    読み込み中...
店舗受け取り(My店舗)
最大5店舗までご登録いただけます。
  • My店舗を登録いただくと、店舗お受け取りの在庫状況を確認することができます。 (受け取り可能店舗のみ)

各店在庫状況
商品説明
「多い/少ない」は他の形容詞と異なる統語的振る舞いを示し、装定と述定用法に使用制限が見られる。本書では、「多い/少ない」の使用制限とその関連現象を、形容詞の段階性とその意味及び文中での機能との相関に注目し、統一的な説明を試みる。中国語や英語を扱った先行研究も援用しつつ、英語の形容詞との相違も議論しながら、数量を表すとはどのようなことかという問いを追究し、日本語の形容詞研究に新たな視点を提供する。
目次
まえがき

第1章 なぜ数量を表す形容詞を研究するのか
1. はじめに
2. 本書の研究背景と位置付け
3. 本書で取り扱う諸概念
4. 本書の構成

第2章 先行研究の検討と本研究の位置付け
1. 「多い/少ない」が装定しにくい理由
1.1 内在的形容説とその問題点
1.2 存在意味説とその問題点
1.3 「多くの/少しの」との相補分布説
2. 「多い/少ない」が述定用法における使用制限
3. 「多い/少ない」の使用条件
4. 先行研究の問題点のまとめと本研究の主旨

第3章 「多い/少ない」とその類義語類
1. 日中形容詞の装定用法の機能
2. 中国語の性質形容詞と状態形容詞
2.1 「非有界」である性質形容詞と「有界」である状態形容詞
2.2 形容詞の有界性と段階性
3. 「多い/少ない」とその類義語類の違い
3.1 「多い/少ない」とその類語類の述定用法
3.2 「多い/少ない」とその類義語類の装定用法
4. 本章のまとめ

第4章 「多い/少ない」と他の段階形容詞
1. 「多い/少ない」を段階形容詞として分析する基盤
2. 段階形容詞の意味
2.1 日本語の段階形容詞と「次元が成り立つ領域」という概念
2.2 「高い」と「多い/少ない」
3. 「多い/少ない」の段階形容詞としての意味
4. 「多い/少ない」が段階形容詞であることとその使用制限
4.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
4.2 「数/量」が「次元が成り立つ領域」になる条件
5. 本章のまとめ

第5章 「多い/少ない」の使用条件
1. はじめに
2. 段階形容詞の修飾のあり方
2.1 「高い」との比較から
2.2 数量詞との比較から
3. 「多い/少ない」と「多くの/少しの」
4. 「多い/少ない」が装定できたりできなかったりする原因
4.1 名詞の解釈と文脈の関係
5. 「多い」と「少ない」の非対称性
5.1 「多い」と「少ない」の非対称に関する先行研究
5.2 「少ない」の否定の性質
5.3 「少ない」による装定の実例の考察
6. 本章のまとめ

第6章 結論
1. 各章のまとめ
2. 本書の意義
3. 今後の課題と展望
3.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
3.2 数量と存在


参考文献
あとがき
索引
目次
まえがき

第1章 なぜ数量を表す形容詞を研究するのか
1. はじめに
2. 本書の研究背景と位置付け
3. 本書で取り扱う諸概念
4. 本書の構成

第2章 先行研究の検討と本研究の位置付け
1. 「多い/少ない」が装定しにくい理由
1.1 内在的形容説とその問題点
1.2 存在意味説とその問題点
1.3 「多くの/少しの」との相補分布説
2. 「多い/少ない」が述定用法における使用制限
3. 「多い/少ない」の使用条件
4. 先行研究の問題点のまとめと本研究の主旨

第3章 「多い/少ない」とその類義語類
1. 日中形容詞の装定用法の機能
2. 中国語の性質形容詞と状態形容詞
2.1 「非有界」である性質形容詞と「有界」である状態形容詞
2.2 形容詞の有界性と段階性
3. 「多い/少ない」とその類義語類の違い
3.1 「多い/少ない」とその類語類の述定用法
3.2 「多い/少ない」とその類義語類の装定用法
4. 本章のまとめ

第4章 「多い/少ない」と他の段階形容詞
1. 「多い/少ない」を段階形容詞として分析する基盤
2. 段階形容詞の意味
2.1 日本語の段階形容詞と「次元が成り立つ領域」という概念
2.2 「高い」と「多い/少ない」
3. 「多い/少ない」の段階形容詞としての意味
4. 「多い/少ない」が段階形容詞であることとその使用制限
4.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
4.2 「数/量」が「次元が成り立つ領域」になる条件
5. 本章のまとめ

第5章 「多い/少ない」の使用条件
1. はじめに
2. 段階形容詞の修飾のあり方
2.1 「高い」との比較から
2.2 数量詞との比較から
3. 「多い/少ない」と「多くの/少しの」
4. 「多い/少ない」が装定できたりできなかったりする原因
4.1 名詞の解釈と文脈の関係
5. 「多い」と「少ない」の非対称性
5.1 「多い」と「少ない」の非対称に関する先行研究
5.2 「少ない」の否定の性質
5.3 「少ない」による装定の実例の考察
6. 本章のまとめ

第6章 結論
1. 各章のまとめ
2. 本書の意義
3. 今後の課題と展望
3.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
3.2 数量と存在


参考文献
あとがき
索引
詳細を表示する

最近チェックした商品