- 発売日:2025/05/12
- 出版社:ひつじ書房
- ISBN:9784823412981
目次
まえがき
第1章 なぜ数量を表す形容詞を研究するのか
1. はじめに
2. 本書の研究背景と位置付け
3. 本書で取り扱う諸概念
4. 本書の構成
第2章 先行研究の検討と本研究の位置付け
1. 「多い/少ない」が装定しにくい理由
1.1 内在的形容説とその問題点
1.2 存在意味説とその問題点
1.3 「多くの/少しの」との相補分布説
2. 「多い/少ない」が述定用法における使用制限
3. 「多い/少ない」の使用条件
4. 先行研究の問題点のまとめと本研究の主旨
第3章 「多い/少ない」とその類義語類
1. 日中形容詞の装定用法の機能
2. 中国語の性質形容詞と状態形容詞
2.1 「非有界」である性質形容詞と「有界」である状態形容詞
2.2 形容詞の有界性と段階性
3. 「多い/少ない」とその類義語類の違い
3.1 「多い/少ない」とその類語類の述定用法
3.2 「多い/少ない」とその類義語類の装定用法
4. 本章のまとめ
第4章 「多い/少ない」と他の段階形容詞
1. 「多い/少ない」を段階形容詞として分析する基盤
2. 段階形容詞の意味
2.1 日本語の段階形容詞と「次元が成り立つ領域」という概念
2.2 「高い」と「多い/少ない」
3. 「多い/少ない」の段階形容詞としての意味
4. 「多い/少ない」が段階形容詞であることとその使用制限
4.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
4.2 「数/量」が「次元が成り立つ領域」になる条件
5. 本章のまとめ
第5章 「多い/少ない」の使用条件
1. はじめに
2. 段階形容詞の修飾のあり方
2.1 「高い」との比較から
2.2 数量詞との比較から
3. 「多い/少ない」と「多くの/少しの」
4. 「多い/少ない」が装定できたりできなかったりする原因
4.1 名詞の解釈と文脈の関係
5. 「多い」と「少ない」の非対称性
5.1 「多い」と「少ない」の非対称に関する先行研究
5.2 「少ない」の否定の性質
5.3 「少ない」による装定の実例の考察
6. 本章のまとめ
第6章 結論
1. 各章のまとめ
2. 本書の意義
3. 今後の課題と展望
3.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
3.2 数量と存在
参考文献
あとがき
索引
第1章 なぜ数量を表す形容詞を研究するのか
1. はじめに
2. 本書の研究背景と位置付け
3. 本書で取り扱う諸概念
4. 本書の構成
第2章 先行研究の検討と本研究の位置付け
1. 「多い/少ない」が装定しにくい理由
1.1 内在的形容説とその問題点
1.2 存在意味説とその問題点
1.3 「多くの/少しの」との相補分布説
2. 「多い/少ない」が述定用法における使用制限
3. 「多い/少ない」の使用条件
4. 先行研究の問題点のまとめと本研究の主旨
第3章 「多い/少ない」とその類義語類
1. 日中形容詞の装定用法の機能
2. 中国語の性質形容詞と状態形容詞
2.1 「非有界」である性質形容詞と「有界」である状態形容詞
2.2 形容詞の有界性と段階性
3. 「多い/少ない」とその類義語類の違い
3.1 「多い/少ない」とその類語類の述定用法
3.2 「多い/少ない」とその類義語類の装定用法
4. 本章のまとめ
第4章 「多い/少ない」と他の段階形容詞
1. 「多い/少ない」を段階形容詞として分析する基盤
2. 段階形容詞の意味
2.1 日本語の段階形容詞と「次元が成り立つ領域」という概念
2.2 「高い」と「多い/少ない」
3. 「多い/少ない」の段階形容詞としての意味
4. 「多い/少ない」が段階形容詞であることとその使用制限
4.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
4.2 「数/量」が「次元が成り立つ領域」になる条件
5. 本章のまとめ
第5章 「多い/少ない」の使用条件
1. はじめに
2. 段階形容詞の修飾のあり方
2.1 「高い」との比較から
2.2 数量詞との比較から
3. 「多い/少ない」と「多くの/少しの」
4. 「多い/少ない」が装定できたりできなかったりする原因
4.1 名詞の解釈と文脈の関係
5. 「多い」と「少ない」の非対称性
5.1 「多い」と「少ない」の非対称に関する先行研究
5.2 「少ない」の否定の性質
5.3 「少ない」による装定の実例の考察
6. 本章のまとめ
第6章 結論
1. 各章のまとめ
2. 本書の意義
3. 今後の課題と展望
3.1 「多い/少ない」の次元と次元が成り立つ領域
3.2 数量と存在
参考文献
あとがき
索引
