★心理学の専門家が、認知症の人の心の世界を解き明かす!★
★本人の気持ちへの寄り添い方がわかる、認知症ケアの実践的な入門書!★
認知症の人の言動に影響するのは、記憶障害(忘れる、覚えられない)や見当識障害(時間や場所がわからなくなる)といった認知機能の問題だけではありません。
不安や恐怖、孤独感などの感情や、プライドや自己肯定感などの心理も深くかかわっています。
本書では、「何度も同じことを尋ねる」「お金を盗られたと訴える」「お風呂に入ろうとしない」など、対応に難しさを感じやすい場面ごとに、認知機能の問題と本人の感情や心理の両面をふまえたかかわり方のポイントを解説します。
「どうしてそんなことするの?」というモヤモヤした疑問に答えが見つかり、心がスッと軽くなるほか、お互いに穏やかな気持ちで過ごすための声かけや対応がよ~くわかります。
心のすれ違いを埋め、よりよい関係を築くための具体的なヒントがぎっしり詰まった一冊です。
【主な目次】
第1章 認知症ってどんなもの?
第2章 こんなとき、どうかかわればいい?
1 「忘れちゃったの!?」:記憶や言葉が不確かなとき
2 「ちゃんと見えてる?」:視空間認知が歪んでそうなとき
3 「こんな人だったっけ?」:人格が変わったと感じるとき
4 「やたらとネガティブ……」:気持ちが落ち着かないとき
第3章 コミュニケーションをとるときのポイント
第4章 役立つ制度・サービス・考え方