• 発売日:2025/10/30
  • 出版社:塙書房
  • ISBN:9784827313635

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長野義言の研究

長野義言の研究

通常価格 11,000 円(税込)
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  • 発売日:2025/10/30
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商品説明
宣長学とはいったい何なのかという問いに対し、宣長を私淑していた幕末の国学者・長野義言の活動から、宣長学の受容と中継の実態を見出し、国学ネットワークを近世文学史の中に位置づけることを試みる。
井伊直弼の側近として、安政の大獄にも関与されたともされる長野義言の著作から本居宣長の学問の受け継がれ方を考察し、井伊直弼や堀内広城らとの関係を検討、義言著作『毎朝神拝正語』『長月日並乃記』『鴬蛙日記』の翻刻を収載する。
目次
序章
   はじめに
   一 宣長学の受容と中継
   二 本書の目的
   三 長野義言と五葉蔭文庫について
   四 本書の構成
第一部 著作篇
  第一章 『玉の緒末分櫛』の修訂意図 
        ―井伊直弼と堀内広城の関与をめぐって―
  第二章 『玉の緒末分櫛』の再検討
        ―『詞の玉緒』との関係をめぐって―
  第三章 『古学答問録』成立と井伊直弼の関係について
  第四章 『古学答問録』と平田篤胤 ―宣長学の中継者として―
  第五章 『毎朝神拝正語』と篤胤
第二部 人的交流篇
  第六章 「長野義言尺牘」について
  第七章 堀内広城と長野義言の関係について
  第八章 義言の文化的ネットワーク
  第九章 長野義言が見た即位礼
        ―『長月日並乃記』からみる
          即位礼拝観と文化人との交流について―
  第十章 『鴬蛙日記』にみる義言の交流
第三部 資料篇
  (一) 『毎朝神拝正語』
  (二) 『長月日並乃記 中』
     『長月日並乃記 下』
  (三) 『鴬蛙日記』「弥生乃日記」
     『鴬蛙日記』「初穐乃日記」
終章
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