たった1人の雑談から始まる、
自走するファンコミュニティとは……
企業や団体が、生活者に向けて一方的に情報を発信する時代は終わった。
SNSが発達した現代において、個人の発信力が高まっている。
これからは熱心なファンが自ら紡ぎ出す物語が、
マーケティングに新たな息吹をもたらし、ビジネスの原動力となるのだ。
そのためには、より多くの生活者をファンにしなければならない。
企業やブランド、商品・サービスに対して、強い愛着を抱き、
新製品が出れば真っ先に購入してくれるような、
“熱量”の高いユーザーを醸成することが、
近年のマーケティングにおける非常に重要なテーマの1つとなっている。
その熱量を測る、あるいは高めていくものこそ、「雑談」なのだ。
雑談を自然発生させ、楽しむことができる心理的安全性の高い場は、
いかにしてつくり上げるのか。
私たちがとるべき、熱量を加速させる新時代のコミュニケーションとは何か。
本書は、その要諦を、マーケティングの変遷とともに、
徹底解剖する1冊である。