◆身近なトピックから法学をやさしく学ぶ◆
これまで法学をほとんど学んだことのない読者に向けた、法学をやさしく学ぶための入門書。柔軟で的確な法的思考を養う。
従来の法学入門書に主流の網羅的・体系的構成をとることをあえて控え、身近なトピックを取り上げて、リーガル・マインドによる考え方を理解しやすいように解説する。最新動向を取り入れ第三版刊行。
本書の第三版では、第二版の刊行以来、この5 年間に顕在化した問題として、LGBT に対する社会的差別、同性婚訴訟、SNS 上の表現の自由、AI の使用と著作権・特許権、医療における自己決定権などに関する問題を新たに取り上げて検討している。それらの問題の解決には、時代の変化や国民の価値観の変化を反映させた法解釈を行うことが求められており、そのような要請に応えようとする裁判所の積極的な姿勢が注目されている。(第三版はしがきより)