はじめに
第1部 生と人間
第1章 生命と相互主体
第2章 人権と生命―現代の生操作の現場から
第3章 いのちの共鳴―人権の根を掘る
第4章 資本の時間秩序と生命活動
第2部 個と共同性
第5章 新世紀社会における個人の自立と人間的連帯
―市民社会論とアソシエーション論を手がかりとして
第6章 農家から家族を考える
第7章 語りの「個と共同性」―リサーチ行為とイデオロギー研究への一視覚
第8章 現代日本における反倫理的行為の背景
―「人格」意識の変容と「人格分裂」肯定言説
第3部 グローバリゼーションと国民国家
第9章 欧州統合と「地域主義」の台頭
―「ウェールズ議会」の設置とイギリスの「分解」
第10章 グローバリゼーションとフランス―ネオ・リベラリズム批判
第11章 グローバリゼーションと労働の未来―ドイツの経験を参考にして
第12章 社会知における個別性・多様性・普遍性と学問や民族・国家の領域意識
おわりに