「まるで映画を観ているような感覚で、楽しみながら世界史の一大局面が学べる」シリーズ!
本書では、娯楽として一般に親しまれている小説『三國志演義』ではなく、その原型である陳寿が著した史書『三國志』(=正史)に沿って、史実としての三國志を学びます。序章では、三國志をしっかり理解するための様々な背景知識を整理し、1~6章では、『演義』と『正史』の違いにも触れながら、臨場感あふれる解説で後漢末期から三国時代を描いていきます。さらに見開き36枚もの地図パネルと、本文中には各登場人物の解説を盛り込んで、立体的に読者の理解を後押します。
史実としての三國志はいかなるものだったのか? 『演義』ではどのように脚色されているのか? 英傑たちの真の姿は? この一冊で『正史三國志』の全体像の把握を試みます。『三國志』が好きな人はもちろん、読んだことがない人にもおススメできる決定版! 大幅増ページの全472ページ、本文対応三國志年表と人名索引付き。