第1章 GLP-1受容体作動薬の基本知識
1)インクレチン作用とは
・GLP-1の生理作用
・生体におけるGIPの分泌と作用について
2)GLP-1受容体作動薬の開発の歴史
3)GLP-1受容体作動薬の種類と作用メカニズム
・GLP-1受容体作動薬
・GIP/GLP-1受容体作動薬
・経口GLP-1受容体作動薬セマグルチド(リベルサス)
第2章 適正使用のために
1)糖尿病治療におけるポジショニング
2)臨床エビデンスを俯瞰する
3)注射薬か経口薬か
4)安全性への理解を深める(副作用、相互作用)
第3章 糖尿病合併症・併存疾患における使い方
1)心血管疾患
2)糖尿病性腎症,DKD
3)代謝性脂肪肝疾患(MASLD/MASH)
4)高齢者
5)肥満症
第4章 トピックス:さらなる進化と深化
1)グルカゴン作用から考えるトリプルアゴニスト(GLP-1/GIP/グルカゴン)に対する期待
2)低分子GLP-1受容体作動薬
Column
・糖尿病関連腎臓病
・NAFLD/NASHからMASLD/MASHへの名称変更について
・美容目的のGLP-1受容体作動薬使用の問題