第1章 本書の研究基盤
1.1日本語教育における「は」と「が」にまつわる問題
1.2研究目的と研究の手順
1.3本書の構成
第2章 先行研究と研究方法
2.1「は」と「が」の捉え方と指導に際する問題点
2.2「は」と「が」にまつわる術語の曖昧性に関する問題点
2.3本書の立場
第3章 誤用からみる「は」と「が」の構文的制約
3.1「は」と「が」の誤用からみる形式的構文制約
3.2「は」と「が」の誤用からみる意味的構文制約
3.3「は」と「が」の誤用からみるパラグラフ的構文制約
第4章 誤用からみる「は」と「が」の基本的機能
4.1選択次元からみる「は」と「が」の選択決定要因
4.2無助詞からみる「は」と「が」の選択決定要因
4.3等位的複文の誤用からみる「は」と「が」の意味機能
第5章 日本語教育における「は」と「が」の指導法
5.1世界の言語における「主語」と「主題」
5.2「主語」・「主題」と助詞との関係性
5.3「主語」の決定要因と「は」・「が」の決定要因の近似性
5.4「は」と「が」の基本的機能
5.5「は」と「が」の基本的機能に基づく指導の提案
第6章 日本語教育において「は」と「が」をどう教えるか
6.1「は」と「が」の指導手順の提案
6.2今後の課題
参考文献
おわりに
索 引