はじめに
第1章肢体不自由教育とは
1 肢体不自由の定義
2 肢体不自由の教育の歴史について
3 学習指導要領の制定と改訂について
4 教育課程について
5 肢体不自由児の学習上の困難
(1)準ずる教育課程の児童生徒の困難さ
①運動や姿勢に対する困難さ
②視覚認知の困難さ
③経験や体験不足からくる困難さ
(2)準ずる教育課程の児童生徒の困難さへの対応策
①運動や姿勢に対する困難さへの支援方法
②視覚認知の困難さに対する支援方法
③経験や体験不足からくる困難さに対する支援方法
(3)知的障害の重複障害(知的代替の教育課程)の授業の注意点
①生活単元学習や遊びの指導、作業学習などの各教科等を合わせた指導
②肢体不自由の3つの困難性
③自立活動の時間を考慮した学習内容
④学級の構成を考慮した学習内容
6 特別支援学校(肢体不自由)教育の専門性
第2章運動機能と解剖学(1)
1 肢体不自由教育の難しさ
2 触ることのメリット
3 体の構造
(1)解剖学的な位置と方向
(2)筋骨格系
(3)上肢
(4)下肢
第3章 運動機能と解剖学(2)
1 体の動き
実技A…動きを覚えよう
実技B…肩甲骨の動きを確認しよう
2 移乗動作
(1)ボディメカニクス
① 子どもとの距離を近づける
② 支持基底面を広くする
③ 子どもの体を小さくする
④ 重心を低く保つ
⑤ 腕力だけに頼らずに、体の大きな筋群を使う
⑥ 水平移動を考える
⑦ てこの原理を使う
⑧ 押す力より引く力を活用する
(2)移乗動作を支援するときの注意事項
① 移乗動作を支援するときには必ず言葉掛けをする
② 子どもができる動作は必ず自分でしてもらう
③ 担当者が変わる場合には、引継ぎをしっかりと行っておく
④ 子どもの実態把握を適切に行い、子どもに応じた移乗動作の支援を行う
実技C…車椅子(椅子)から椅子への移乗動作を体験しよう
実技D…座り直しの支援をやってみよう
3 呼吸介助
実技E…相手の呼吸を感じてみよう
第4章 医療的ケアについて
1 医療的ケアとは
2 学校における医療的ケアの変遷について
3 医療的ケアに関する推移
4 医療的ケアの課題
5 医療的ケア児への教育
6 医療的ケアの内容
7 医療的ケアをより効果的にするためには
8 経管栄養
(1) 経鼻経管栄養
(2) 胃ろうや腸ろう
(3) 誤嚥性肺炎の原因
(4) 経管栄養の実際
(5) 姿勢と胃の内容物の関係
第5章 脳機能と神経
1 神経の分類と働き
2 脳の構造と働き
3 情報の伝達経路
実技A…膝蓋腱反射を体験しよう
4 神経細胞と神経伝達物質
5 てんかん
(1) てんかんの分類
① 原因による分け方
② 発作による分け方
(2) 発作の種類と状態像
(3) 学校での教師の役割
(4) てんかん発作時の介助
(5) 抗てんかん薬について
(6) てんかんの現在の治療法
第6章 水泳指導
1 指導法について
2 水の特性
(1) 浮力について
(2) 水圧について
(3) 水の粘性について
3 水温と室温
4 学習時間
5 塩素濃度
6 衛生管理
7 その他
8 学習内容
第7章 肢体不自由児に関する疾患
1 脳性まひ
(1) 定義と原因
(2) 分類
(3) タイプ別の目標設定
2 筋ジストロフィー
3 その他の疾患
第8章 姿勢と補装具について
1 基本的な介助や支援の在り方
(1)抱き方
①緊張の強い子どもの場合
②低緊張の子どもの場合
③脱臼している子どもの場合
④体の大きな子どもの場合
(2)抱っこでの座位の効果
2 姿勢と姿勢変換
(1)姿勢変換の有効性
(2)仰臥位
(3)側臥位
(4)腹臥位
(5)座位
3 ポジショニングのポイント
(1)バスタオルとクッション等の活用
(2)変形への対応
①風に吹かれた股関節への対応
②股関節脱臼への対応
③側弯への対応
4 身長計測の方法
(1)側弯や体の変形がない場合
(2)側弯や体の変形がある場合
5 補装具
第9章 ストレッチ
1 他動的ストレッチ
(1) 言葉掛けの必要性
(2) 身体の部位の意識化
(3) 触り方
(4) 子どもの表情と教師の表情
(5) 姿勢
(6) 触る部位
(7) ストレッチの具体的手法
(8) ストレッチの実際
2 姿勢でのストレッチ
3 装具によるストレッチ
第10章 摂食・嚥下指導(理論編)
1 摂食・嚥下について
2 摂食・嚥下指導の基礎・基本
3 肢体不自由児の摂食・嚥下障害の原因
4 誤嚥の発症のメカニズム
5 誤嚥の臨床像
6 摂食・嚥下障害への支援の考え方と直接訓練
(1) 姿勢のコントロール
(2) 食形態
(3) 口腔に対するコントロール
7 自食
(1) 自食支援のポイント
①骨盤が前にずれる
②体が崩れ斜めになる
③上肢の活用がうまくいかない
(2) スプーンの握り方
第11章 摂食・嚥下指導(実践編)
1 摂食・嚥下について
実技A…摂食体験
2 直接訓練
(1) オーラルコントロールの目的
(2) オーラルコントロールの具体的な方法
(3) 異常動作への対応
実技B…オーラルコントロール
3 間接訓練について
(1)脱感作
(2)鼻呼吸
(3)バンゲード法
① 口唇訓練
② 頬訓練
③ 舌訓練
(4)歯肉マッサージ(ガムラビング)
4 捕食・咀嚼の練習(「自立活動の時間における指導」での直接訓練)
(1)捕食の練習
(2)咀嚼の練習
① 舌の側方への動きが見られない場合
② 舌の側方への動きがある場合
③ 嚥下の促進の方法
5 水分摂取と水分補給
(1)水分摂取の介助
① 水分補給
② 水分摂取
(2)水分補給と水分摂取の違い
第12章 自立活動(基礎編)
1 自立活動
(1)自立活動とは
(2) 自立活動の授業時数
(3) 自立活動の指導形態
(4) 自立活動の目標
(5) 自立活動の内容
2 個別の指導計画
(1) 個別の指導計画と個別の教育支援計画の関係
(2) 個別の指導計画の変遷
(3) 自立活動の個別の指導計画の作成に関して
(4) 個別の指導計画の作成の実際
① 実態把握
② 指導すべき課題の整理
③ 指導目標の設定
④ 指導内容の設定
⑤ 指導計画の作成
⑥ 自立活動の指導の実際
⑦ 評価と改善
3 個別の教育支援計画
(1) 個別の教育支援計画とは
(2) 個別の教育支援計画の対象者
(3) 個別の教育支援計画の作成プロセス
(4) 実際の形式について
第13章 自立活動(応用編)
1 肢体不自由児と自立活動の現状
2 自立活動の課題
3 個別の指導計画
(1) 実態把握
(2) 長期目標の設定に欠かせない事項
① 疾患名
② 意図的な動きの可能性
③ 変形や拘縮などの体の全体像
④ コミュニケーション
⑤ 知的レベル
⑥ 好きなもの(強化子)
⑦ 家庭との連携
⑧ 難治性のてんかんの有無
⑨ 視覚支援の効果
⑩ 現在の年齢
(3) 具体的な目標設定について
① 昨年度の目標を達成できている場合
② 目標が達成できていない場合
③ 目標設定の重要視点
④ 有効性とは
⑤ 長期目標と短期目標の関係性
(4) 指導内容の設定について
① 指導内容の考え方
② 指導目標と指導内容の関係
(5)評価と改善について
第14章 コミュニケーションについて
1 コミュニケーションの発達段階
(1)鯨岡の考え方
① 原初的コミュニケーション段階
② 前言語的コミュニケーション段階
③ 言語的コミュニケーション段階
(2)ベイツの考え方
2 自立活動とコミュニケーション
(1) コミュニケーションの基礎的能力に関すること
(2) 言語の受容と表出に関すること
(3) 言語の形成と活用に関すること
(4) コミュニケーション手段の選択と活用に関すること
(5) 状況に応じたコミュニケーションに関すること
3 言葉が表出されるまでの学校における具体的な働きかけ
(1)子どもに対する教師の姿勢や接し方
① 肯定的に子どもの動きを考えたり、推測したりすること
② 子どもの表出に対して一貫性のある明確な反応を返すこと
③ 子どもの反応や動きを十分に観察すること
④ 子どもの有効な受容器官を把握し、活用すること
⑤ 学校生活に覚醒水準を合わせること
⑥ 子どもが好きなものを把握すること
⑦ 可動域や随意運動が可能な箇所を把握すること
⑧ 自己刺激は無理に止めずに、活用できないか考えること
(2)コミュニケーションの基礎的能力を育てる内容とその支援の在り方
① 環境設定と姿勢
② 認知能力
③ 興味関心
④ 感覚器官
⑤ 定位反応
⑥ 期待反応
⑦ 共同注意
⑧ イエス・ノーでの応答
⑨ 目合わせ
⑩ 指差し(手差し)
4 言語期以降の学校での働きかけ
5 言語の発達段階について
6 肢体不自由児の構音指導について
(1) 構音障害とは
(2) 具体的な構音指導
① 音の作り方
② 発声の促し方
③ 口形模倣
④ おもちゃの活用
⑤ 食べ物の活用
⑥ 具体的な音の出し方
第15章 ICTについて
1 肢体不自由児の困難について
2 AT(支援技術)について
3 ICT(情報通信技術)について
4 アクセシビリティ機能について
5 肢体不自由児の困難さに対する支援機器の活用の考え方
6 肢体不自由児の困難に対する支援機器の活用について
7 肢体不自由児の端末機器の操作について
8 シンボルについて
9 カードの活用の仕方
10 視線入力について
11 シンプルテクノロジーについて
12 肢体不自由教育に対して有効と思われるiPadのアプリの紹介
第16章 連携に必要な用語