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子どもでいられなかったわたしたちへ

子どもでいられなかったわたしたちへ

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商品説明
「わたしはずっと不思議だった。体の悪い家族がいないって、どんな感じなんだろう。自分のことだけ考えればいいって、どんな気持ちなんだろう。」9歳の頃から難病の母の介護を担い、学業や仕事のかたわらで命を支える緊張と不安を抱え続けた著者。24年にわたるケア生活が終わった後も、人生を再構築するための模索は続く。元ヤングケアラー当事者が思いを込めて語る、過酷だが愛情に溢れたケア生活の真実。
【推薦コメント】
「ただ生きる」ことは、こんなにも難しい。だから、私たちは一緒に生きるのだと思う。
「強く生きなくてもいい、生きてさえいればいい」
子どもでいられなかった彼女は今、命を全肯定している。
――土門蘭さん(文筆家、『死ぬまで生きる日記』ほか)
目次
第1章 日常が日常でなくなった日
第2章 不安と恐怖、消えてしまいたい気持ち
第3章 夢か母か いのちの灯を守るために
第4章 長くて暗いトンネルの中で
第5章 「一緒に生きてくれて、ありがとう」
第6章 「わたし自身」が生きていくために
第7章 人生の再構築と昔の自分救済活動
第8章 わたしたちはどう生きたいのか
解説
巻末資料(相談窓口)
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