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それまでの人生で正真正銘、見たことのない光景が広がっていた。場所は郊外のとあるマンションの一室だ。
玄関を開けたらごみ……?
肩の高さまでごみがある……?
目を逸らすことができなかった。
「柴田さんは、外で待っていてください」とグイッと防塵マスクを口まであげ、防護服を着た作業員が躊躇せず中に入っていった。
すごい。かっこいい。
それが正直な感想だった。
「はじめに」より抜粋
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ごみ屋敷清掃員としても働くお笑い芸人柴田賢佑が語る、ごみ屋敷の内部とは……?
生ごみがもはや土に還るキッチン、おしっこが入れられたペットボトル、猫への飼育放棄で崩壊した糞まみれの部屋など、あり得ない光景の数々に清掃員が格闘します。また、それぞれに事情を抱えて暮らす住人たちとの交流も。
ごみ屋敷のリアルをお伝えします。