「政治学としてのナラティヴ・セラピー」という場所から─特集によせて安達映子(立正大学社会福祉学部社会福祉学科)
巻頭座談会 臨床のなかの/をとりまく政治学安達映子(立正大学社会福祉学部社会福祉学科)+伊藤絵美(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス)+田中ひな子(原宿カウンセリングセンター)
ミソジニーをほどく──家父長制に抗するナラティヴ・プラクティス西井 開(立教大学大学院社会デザイン研究科特別研究員(PD))
心理臨床の二次加害リスク──被害者支援の現場から考えること齋藤 梓(上智大学総合人間科学部心理学科)
“弱い支援者”の技法──“支援しない”ことを“する”荒井浩道(駒澤大学文学部社会学科)
世の中のせいにして,世の中を変える──反自己責任のソーシャルワークとソーシャルアクション鴻巣麻里香(KAKECOMI/福島県スクールソーシャルワーカー)
支援実践から問う家族規範/ジェンダー規範新藤こずえ(上智大学総合人間科学部社会福祉学科)
臨床あるいはマンガから見える日常性のポリティクス阿部幸弘(北海道精神保健推進協会こころのリカバリー総合支援センター)
地域精神保健の立場から「政治」について語ってみる──「臨床のなかの/臨床をめぐる政治学」へのリフレクション1伊藤順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ)
「呼び名」を巡るセラピストの物語──「臨床のなかの/臨床をめぐる政治学」へのリフレクション2赤津玲子(龍谷大学大学院文学研究科)
セラピーの社会論的転回とナラティヴの政治学──「臨床のなかの/臨床をめぐる政治学」へのリフレクション3野口裕二(東京学芸大学名誉教授)
気管切開の政治学──隠喩と換喩小森康永(愛知県がんセンター)