第二次世界大戦時、「海の特攻」である「震洋特別攻撃隊」の隊長に任命され、「将校になって国のために戦う」という夢を叶えた健児。でも、その夢の向こうにあったのは、無惨な死と家族の悲しみだけでした―。
21歳で南の島で戦死した青年と、その家族の本当の物語。
海軍兵学校で撮影された写真や弟たちへの手紙、また特攻隊としてコレヒドール島へ出征する際に送られた遺書など、健児の家族が大切に保管し続けていた遺品の数々をもとに、小学生への平和教育を実践してきた著者が綴る、小学中~高学年から大人まで、幅広い世代に読んでもらいたい絵本。