セーターから生まれた毛玉の旅。四季をわたる旅に出た毛玉がおりなす詩的世界。
何気ない風に吹かれたときに、ふと憶い出される「いつかの日」がある。
その懐かしいような愛しいような一瞬の感覚。
繊細なものや曖昧なものを、大切に綴ったちいさな物語。
ーー目に見える出来事のなかにも
宝物はたくさんあるはず。
気づいていないだけ?
見ようとしないだけ?
もしかしたら
ただそれだけかもしれない。
いまを見つめる。
そして、おなじくらいに
「いつか」を見つめたい。
あっという間に通り過ぎていく
「あなたの刹那」を忘れないでーー。