読み込み中…

遍在するソーシャリズム

遍在するソーシャリズム

川端康雄 (監修)
大貫隆史 (編集)
杉本裕代 (編集)
山田雄三 (編集)
通常価格 5,500 円(税込)
通常価格 セール価格 5,500 円(税込)
SALE 売り切れ
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
英文学者・川端康雄が邂逅し、追究した
「ウィリアム・モリス、ジョージ・オーウェル、レイモンド・ウィリアムズとその周縁領域」的なものを対象に/通じて、〈ソーシャリズム〉を鍵語にして、民衆・アート・地域・身体・政治という観点から、英米文学研究系の専門家たちが、
手探りで「長い20世紀」を読みほどく
==
はじめに
「提案したるは彼にして/採用したるは我らなり」(川端康雄)
第一部 ウィリアム・モリス的なもの
第一章
オスカー・ワイルドの唯物論 (大河内昌)
第二章
否定性、ユートピア、フェティシズム
(遠藤不比人)
第三章
〈生〉のための芸術
(秦邦生)
第四章
アーノルド・ウェスカーの文化プロジェクト
「センター42」における民衆文化の役割(廣瀬絵美)
第五章
北アイルランドにおけるミューラルの諸相 (佐藤亨)
第六章
手袋(glove)の生態学(エコロジー)
ウィリアム・モリスとロイ・キヨオカについての断章
(ドゥーガル・マクニール)
第二部 場所と歴史のはざまから
第七章
無垢の継承
(松浦恵美)
第八章
キャンディス・ウィーラーにおける室内装飾とユーモアの交差
(杉本裕代)
第九章
想像と創造の変容
(越智 博美)
第十章
沈黙させる母性
(山﨑亮介)
第十一章
異邦の故郷に根を伸ばす
(三村尚央)
第三部 ジョージ・オーウェル的なもの
第十二章
ルポルタージュの時代
(山田雄三)
第十三章
炭鉱のあとさき
(西亮太)
第十四章
社会的記憶を物語るドキュメンタリー
(田尻歩)
第十五章
市民社会のなかの居心地悪さ
(鈴木英明)
第十六章
ブリットポップ、ポピュリズム、公営住宅
(星野 真志)
第四部 レイモンド・ウィリアムズとの出会いから
第十七章
「文化のソシオロジー」に向けて
(大貫隆史)
第十八章
ブルームズベリーのリベラルはコミュニティの夢を見たか?
(酒井祐輔)
第十九章
自壊する社会主義的遺伝論者の「科学」
鈴木孫和)
第二十章
共産主義における「承認」の問題
(木原 健次)
第二十一章
ヘゲモニーとしての文化=カルチャーからソーシャルへ
(大田信良)
第二十二章
「連座(ギルト・バイ・アソシエーション)のネットワーク」
(河野真太郎)
第二十三章
越境文学は社会を大きくできるか
(中井亜佐子)

第二十四章(特別寄稿)
霊性史のなかの『一九八四年』
(武藤浩史)

おわりに
「手探り」の仕事に感嘆符を(大貫 史)
目次
はじめに
「提案したるは彼にして/採用したるは我らなり」(川端 康雄)
第一部 ウィリアム・モリス的なもの
第一章
オスカー・ワイルドの唯物論 (大河内 昌)
第二章
否定性、ユートピア、フェティシズム
—マルクス主義的唯物論と「もの」をめぐる思弁的断章(遠藤 不比人)
第三章
〈生〉のための芸術
—ウィンダム・ルイスとヴォーティシズム (秦 邦生)
第四章
アーノルド・ウェスカーの文化プロジェクト
「センター42」における民衆文化の役割(廣瀬 絵美)
第五章
北アイルランドにおけるミューラルの諸相 (佐藤 亨)
第六章
手袋(glove)の生態学(エコロジー)
ウィリアム・モリスとロイ・キヨオカについての断章
—脱成長の詩学に向けて (ドゥーガル・マクニール/大貫隆史・酒井祐輔訳)
第二部 場所と歴史のはざまから
第七章
無垢の継承
—ヘンリー・ジェイムズ『黄金の盃』とアメリカ資本主義 (松浦 恵美)
第八章
キャンディス・ウィーラーにおける室内装飾とユーモアの交差
—アメリカのアーツ・アンド・クラフツ運動としてのライティング (杉本 裕代)
第九章
想像と創造の変容
—連邦作家計画がつなぐ集団的なライティング (越智 博美)
第十章
沈黙させる母性
—ティリー・オルセン「なぞなぞを出して」論 (山﨑 亮介)
第十一章
異邦の故郷に根を伸ばす
—アンドレア・レヴィ『レモンの実』で紡がれる記憶の叙述 (三村 尚央)
第三部 ジョージ・オーウェル的なもの
第十二章
ルポルタージュの時代
—後期モダニズムの展開と衰退 (山田 雄三)
第十三章
炭鉱のあとさき
—「女坑夫」の経験を想像する (西 亮太)
第十四章
社会的記憶を物語るドキュメンタリー
—ジョン・バージャー、ジャン・モア『第七の男』(田尻 歩)
第十五章
市民社会のなかの居心地悪さ
—ドイツ赤軍、ファスビンダー、フーコー (鈴木 英明)
第十六章
ブリットポップ、ポピュリズム、公営住宅
—パルプと社会主義 (星野 真志)
第四部 レイモンド・ウィリアムズとの出会いから
第十七章
「文化のソシオロジー」に向けて
—レイモンド・ウィリアムズによる「三人のマリアたち」上演分析 (大貫 隆史)
第十八章
ブルームズベリーのリベラルはコミュニティの夢を見たか?
—ソサエティとネーションの狭間で (酒井 祐輔)
第十九章
自壊する社会主義的遺伝論者の「科学」
—J・L・テイラーの「気質」理論とライフ・ライティング (鈴木 孫和)
第二十章
共産主義における「承認」の問題
—リチャード・ライト「輝く明けの明星」における「恥」の表象 (木原 健次)
第二十一章
ヘゲモニーとしての文化=カルチャーからソーシャルへ
—ネオリベラリズム以降のウィリアムズの文化論・「文化の社会学」の配置? (大田 信良)
第二十二章
「連座(ギルト・バイ・アソシエーション)のネットワーク」
—『クマーディ』『私たちは生きる』そして『忠誠』における
人民戦線と冷戦リベラリズム (河野 真太郎)
第二十三章
越境文学は社会を大きくできるか
—モーシン・ハミッド『西への出口』を読む (中井 亜佐子)
————
第二十四章(特別寄稿)
霊性史のなかの『一九八四年』
—別のやり方で、もう一つの希望へ (武藤 浩史)
おわりに
「手探り」の仕事に感嘆符を(大貫 隆史)
索引
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品